エベレスト登山家 佐伯知彦さんにお越しいただき、「エベレストChallenge」と言うタイトルで特別授業をしていただきました。昨年7月に富山キャンパスで行った佐伯さんの特別授業が非常に好評で、金沢キャンパスでも実施することになりました。
2020/2/10
実施内容
<目的と進捗>
昨年5月に、立山登山ガイドの佐伯知彦さんが、世界最高峰であるエベレスト山頂に富山県出身者として初めて到達して、富山県のテレビや新聞で大きく報じられました。そして日本に帰国後の7月に、富山キャンパスで「エベレストChallenge」と言うタイトルで特別授業をしていただいたところ、非常に好評であったので、ぜひ金沢キャンパスにもお越しいただき、同じ特別授業をしていただきたいと佐伯さんに要請したところ快く承諾してもらいました。
<当日の様子>
2月10日(月)午前に、佐伯知彦さんが金沢キャンパスに来校。生徒たちの前で、パワーポイントを使いながら、ご自分の略歴についてお話をされる。佐伯さんは、もともとは立山登山ガイドとプロスキーヤーの仕事をされていたことを説明され、その後に富山県出身者ではまだ誰もエベレスト登山を成功した者がいないことを知り、ご自分がエベレスト登山に挑戦したい気持ちを抱いたことをお話されました。その後にエベレスト登山にはたくさんのお金が発生するので、スポンサー集めに努力したことを説明されました。「夢を持って、その夢を周囲の人たちに語り続けた」と言われ、夢を持つことの大切さ、夢に向かって生きていくことが、周囲の人たちの心を動かし、スポンサーとして協力してくれる人も出てきたことを話していただきました。そしてエベレスト登山に成功した現在、次の夢として、「プロスキーヤーとして、エベレスト山頂近くからスキーで滑走したい。かつて私の尊敬する三浦雄一郎さんがエベレストからスキーで滑走したのだが、それよりも高い地点からスキーで滑りたい。それが次の夢です」と言われました。大きな夢を実現し、さらに次の夢に向かって生きる佐伯さんの姿に、生徒たちは魅了され、熱心に話を聞いていました。何人もの生徒たちから「感動した」や、「自分も夢を持って、実現できる気がした」と言ってくれました。
<生徒たちの意見や感想>
・「世界最高峰であるエベレスト登山には、たくさんの人たちの夢と希望がつまっていると感じました」(1年生女子)。
・「佐伯先生のお話を聞いて、自分も夢に向かって頑張れる気持ちになりました」(2年生男子)。
所感
冒険家と呼べる佐伯知彦さんは、夢の塊のような存在に見えました。佐伯さんが「夢を持つことの大切さ」や「夢に向かって生きていくことの大切さ」を力説していただくと、それを聞いている生徒たちの目が、キラキラと輝いているように見えました。生徒たちにとって、非常に良い影響を与えていただきました。「今日の特別授業は、忘れられない思い出になる」と言ってくれた生徒もいました。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 金沢キャンパス 全学年
代表者 男子6名、女子9名