北陸中日新聞を発行している中日新聞北陸本社様のご厚意により、 同社代表の菅沼堅吾さんにお越しいただき「<新聞の読み方>講座」というタイトルで特別授業をしていただきました。若者たちの新聞離れが進む中、少しでも新聞を読む若者たちを増やしていきたいと言う菅沼堅吾代表の熱い気持ちで実現しました。
2018/1/31
実施内容
<目的と進捗>
「生徒たちに、世の中の出来事をもっと知ってもらいたい」「ニュースはスマホだけでなく、新聞や書籍を読んで知ってもらいたい」と学校では考え、生徒たちに新聞を読む重要性をこれまで語ってきました。そんな時に望月衣塑子著「新聞記者」(角川新書)のいう書籍の中に、著者である東京新聞記者望月衣塑子さんの上司として、菅沼堅吾さんが熱い記者魂の心を持った上司として登場しています。その方が現在は北陸中日新聞代表として金沢におられることを知り、さっそく手紙を書いて「<新聞の読み方>講座」の特別授業をしてほしい」とアプローチしたところ快く承諾していただきました。
<当日の様子>
1月31日(水)午後に、菅沼堅吾代表にお越しいただき、今朝の北陸中日新聞を生徒たち全員にプレゼントしていただき、「一緒に新聞を読みましょう」と言っていただきました。そして「新聞には正しい読み方はありません。個々のそれぞれが好きなところから読めば良いのです」としながらも、「新聞は出会いのメディア」だと言うことを強調されました。そして「毎朝、新聞を開くと新しい出会いがある。新聞には、政治から地域の話題まで詰まっている。いろいろな人生や言葉に出会える面白さがある」と言っていただきました。そして最後に「新聞を書く記者たちは、ジャーナリストです。ジャーナリストは庶民に寄り添い、権力を批判できる存在でなければなりません」と締めくくられました。
<生徒たちの意見や感想>
菅沼堅吾代表の話が終わった後、生徒たちはワークシートを書いて、意見・感想を記入しました。
・「世の中の動きを知るためにも、もっと新聞を読んでいく必要があると実感しました」(2年生男子)。
・「新聞を全然読んでいなかったのですが、これからは少しずつでも読んでみようと思います」(1年生女子)。
北陸中日新聞のHPは下記。
所感
キャンパスの職員が、東京新聞記者 望月衣塑子さんより「菅沼堅吾さんは、熱い心を持った方」と聞いていたのですが、本当にそのとおりで、熱い心を持って、新聞への情熱、ジャーナリストである新聞記者の矜持を語っていただきました。生徒たちも、たいへん刺激のある特別授業になったようです。これからも、特別授業の講師として熱い想いを持った方にお越しいただき、熱いメッセージを生徒たちに発信していきたいと思います。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 金沢キャンパス 全学年
代表者 男子7名、女子9名