カゴメ株式会社様のご厚意により、東海市にあるカゴメ上野工場に職場観察に行ってきました。カゴメでは、企業創立者の理念である「感謝の心」をモットーとし、世の中に対して、つねに「感謝の心」にもとづいて企業運営がなされていること。そして社員も、企業理念「感謝の心」にもとづき、もの作りの職務を遂行していることを学びました。
2016/6/23
実施内容
<計画と進捗>
2年前に、カゴメの野田徳隆さんに校舎にお越しいただき、しごと講話をしていただきました。野田さんは定年退職されたのですが、その後もカゴメ様と関係が続き、今度はもの作りで、工場へ職場観察で学びに行こうと言うことになりました。そのことをカゴメ上野工場の倉田宏さんに伝えると、快く承諾していただきました。
<当日の様子>
6月24日(木)10:00に、カゴメ上野工場を訪問しました。担当の倉田宏さんに対応していただき、まず入り口にカゴメの創立者である蟹江一太郎の像が掲げられており、その後ろに「感謝」と言う大きな文字が掲げられていました。倉田さんは、「これは明治時代にカゴメを創業した蟹江一太郎が大切にしてきた理念であり、私どもの会社はずっとこの理念を大切にしてやってきています」と言われました。そして倉田さんより、映像視聴を使って会社の歴史や、また会社の商品について語っていただきました。生徒たちは倉田さんの話を聞きながら、ノートにメモを取ったり、タブレットに入力してまとめていました。その後にカゴメ記念館を案内していただき、カゴメが取り組んだもの作りの歴史について学びました。最後に、倉田さんより生徒一人ひとりにお土産として、カゴメが作っているピザソースをいただきました。
<事後学習>
7月4日(月)と7月11日(月)に、事後学習として、カゴメ上野工場で生徒たち一人ひとりが学んだことを、グループとしてまとめました。そしてそのまとめて内容は、7月15日に学習発表会で報告をしました。カゴメの取り組んできたトマト作りの歴史と創業者の企業理念、さらに今も企業理念の「感謝の心」に基づき、さまざまな商品開発で、いろいろな新しいものを作り売っていることを発表しました。
所感
カゴメは、愛知が誇る地元企業であり、そのカゴメの商品(カゴメソースや野菜生活など)は、愛知県だけでなく、日本全国に普及しています。生徒たちも、日常的に食している企業の工場に行くことを楽しみにしていました。また工場の職場観察では、いろいろと知的好奇心が刺激されることもあったようです。これからも、生徒たちの知的好奇心を刺激する職場観察を、提供していきたいと考えています。
協力先名・URL
カゴメ株式会社のHPは下記。
http://www.kagome.co.jp/
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 名古屋キャンパス 全学年希望者
男子3名、女子4名