就労移行支援事業所「あるく伏見」様のご厚意により、「あるく伏見」に職場見学に行かせていただきました。「あるく伏見」は、障がい者の方々が、仕事に就くための支援事業所です。生徒の中には、将来は福祉の仕事を希望している者が複数おり、福祉の仕事と言っても、様々なものがあることを、生徒たちは理解したようです。
2016/2/25
実施内容
<概略>
就労移行支援事業所「あるく伏見」様のご厚意により、「あるく伏見」に職場見学に行かせていただきました。「あるく伏見」は、障がい者の方々が、仕事に就くための支援事業所です。その「あるく伏見」で働いている方々が、障がい者の方々にPCを使ってIT技術を教えている様子や、古本をきれいに製本する技術を教えている様子を見学させていただきました。
<進捗・目的>
名古屋キャンパスの生徒の中には、将来は福祉の仕事を希望している者が複数おり、「あるく伏見」の職員の方に職場見学をアプローチして、承諾していただきました。ただし「職員は写真を撮ってもOKですが、就労支援に学びに来る障がい者の方は写真はNGでお願いします」との要請を受けました。
<当日の様子>
2月25日午前に、「あるく伏見」を9名の生徒たちで訪問する。まず案内係の方が、「あるく伏見」とは、どんな組織であるかを説明。「あるく伏見」は、県から支援を受けて障がい者の方々が仕事に就けるように支援をしていく事業所だと言われ、その支援のためにPCのIT技術、さらに古本をきれにして製本する技術、他にもいろいろな技術を教えていることをお話いただきました。実際にPCの使い方を教えている様子なども見学させていただきました。案内係の方は、「私たちの事業所では、障がい者の方々がたくさん仕事に就けるよう頑張っています」と言われました。
<事後学習>
見学が終わった後は、質疑応答。興味を持った生徒の中には、積極的に質問する生徒も。そして意見や感想をワークシートに記入しました。
<ワークシートの意見や感想>
・「障がい者を支援する仕事と聞いて、最初はよくある施設なのかなと想像していましたが、それは間違いでした。実際は就労移行支援事業所と言うその名のとおり、それぞれの障がいに合わせた就労支援をおこなう福祉サービスでした。こう言う就労支援の場所がもっと増えれば、障がい者の方で仕事をする人たちも、もっと増えていくだろうと感じました」(2年生男子)。
・「自分の親も福祉の仕事をしています。しかし今回のような就労支援の場所は始めてだったので、とても勉強になりました」(1年生男子)。
就労支援「あるく」のHP。
所感
福祉の仕事と言っても、様々なものがあることを、生徒たちは理解してくれたようです。福祉の分野に進みたい生徒たちは、これからもたくさん出てくると予想されます。そのために、地域の様々な福祉施設とも、今後とも関係を深めて、生徒たちに学ぶ場を提供していきたいと考えます。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 名古屋キャンパス 1年生2年生
男子9名、女子0名