老人ホームに職場見学。訪問を終えて、その仕事のむずかしさややりがいについて知ることが出来て良かった。初めて自分で行き先を決めて約束を取り付けての訪問はとても楽しかったです!と締めくくれた生徒の成長にも驚き、彼を見たほかの生徒もやる気が出たことが一番良かったと思います。
2015/8/8
実施内容
【概略】
青江君が老人ホームに職場見学にいきたいと決めた理由は、将来介護士になるという希望があるというよりは、自分が年をとった時にどのような生活をおくるのか興味をもったことからでした。そこで自宅の近くにある「charm河内長野」という介護付き有料老人ホームにアポイントメントを入れ、見学にいかせてもらうことになりました。
【計画】
始めの事前学習ではホームページを調べ、ワークシートにインタビューしたい内容をまとめました。
青江君はこの仕事の好きなこと、一番気をつけていること、仕事に就く前のイメージと就いてからの印象の変化について聞きたいと考えました。
【当日学んだこと】
当日は山下さんという職員さんが色々なことを教えてくれました。山下さんは「人の役に立ちたい」という気持ちから介護の仕事を志したそうです。仕事の内容としては食事や排泄、入浴のお世話や、ゲームや歌、クイズなどレクリエーションの企画をたてることだそうです。
この仕事の好きな所は、入居者さんが出来なかったことが出来るようになったり、感謝の言葉をもらえた時などにやりがいを感じるとのことでした。一番気をつけていることは認知症の人たちへの対応だそうです。目をしっかり合わせたり、相手を否定しないことや感情を表に出さないこと、一人ひとりにあわせたサービスをすることが大切だそうです。最後に就職前と就職後のイメージの変化については、最初から悪いイメージはなかったが、就職後にはお年寄りを人生の先輩として尊敬させてもらっているということを教えてもらいました。
【生徒の感想】
青江君は今回の訪問を終えてその仕事のむずかしさややりがいについて知ることが出来て良かったと答えている。また職員さんからも人手不足の問題は深刻なので、興味があったらぜひ兆戦して欲しいと言われたそうです。本人としてはやりがいがあると感じるとともに、実際になったら大変だということにも気づけたということでした。
【事後学習】
今回の訪問の内容を報告会で報告をしてくれました。青江君は一番乗りで見学に行ったのでまわりの生徒からも、色んな質問が飛び交いました。色んな質問に答えながら青江君自身もより深い理解ができたようでした。
所感
今回の職場見学を快く引き受けてくださったCharm河内長野様に深く感謝したいと思います。初めて自分で行き先を決めて約束を取り付けての訪問はとても楽しかったです!と締めくくれた青江君の成長にも驚きましたし、彼を見たほかの生徒もやる気が出たことが一番良かったと思います。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 大阪キャンパス 2年
男子1名