「18歳からの選挙権を考える」と言うタイトルで、野田聖子さんにお越しいただき、岐阜キャンパスの生徒たちとシンポジウムのような形での特別授業を実施。生徒たちと一緒に、18歳から選挙権が得られるとはどういうことか。皆で話し合いました。
2015/11/14
実施内容
<概略>
「18歳からの選挙権を考える」と言うタイトルで、野田聖子さんにお越しいただき、岐阜キャンパスの生徒たちとシンポジウムのような形での特別授業を実施して、それをビデオに撮影してキャンパスの教材にすることにしました。生徒たちと一緒に、18歳から選挙権が得られるとはどういうことか。皆で話し合いました。
<計画・進捗>
来年から実施される「18歳からの選挙権」について、学校でも学習の場を設定しておく必要があると考えました。、その時、どうして政府が18歳からの若者たちに選挙権を与えることになったのか。その理由や目的について、専門の方にもお越しいただきお話をお聞きしたいと考えました。そのために元大臣である野田聖子さんにお越しいただけるか野田聖子事務所に問い合わせたところ、快く承諾していただきました。秘書の方より連絡が入り「野田聖子も、喜んで伺うと言ってます」と言っていただきました。
<事前打合せ>
10月1日(木)に岐阜駅の駅前にある野田聖子事務所を訪問。秘書の方と打合せ。当日は野田聖子さんと生徒たちとでシンポジウムのような形で話し合い、その様子をビデオ撮影して多くの第一学院高校の生徒たちも観て学べるようにしていくことに。
<当日の様子>
11月14日(土)13:00野田聖子さんが、学校に来校。職員室で、各職員と一人ひとりに挨拶をした後、すぐに生徒たちと「18歳からの選挙権」について話し合う。まず野田聖子さんは、18歳からの選挙権が世界の流れであること。また、これから若者たちの声をより多く政治に反映していくためにも、18歳からの選挙権が必要であることを話される。生徒たちは、「選挙権なんて、自分には関係のない世界に感じる」とか、「選挙に行くかどうか、本当は分からない」という正直な意見も出てくる。しかしある生徒からは、「自分たちの声が政治に届くとは思えないけど、選挙には行くべきだと思う。いろんな考えを学びたい」と、積極的な意見も出てくる。さまざまな意見が生徒たちから出てくるなかで、野田聖子さんも一つずつ、丁寧に返答されていく。そして「高齢者が増えるなかで、これからは若者たちへの負担も増えてくる。だからこそ若者たちの声も大切になってくる」と言われる。特別授業が終わった後は、生徒たちが野田聖子さんのもとに集まり、一緒に写真を撮ったり話しこんだりたりする。
<生徒たちの感想>
・「今まで政治とか選挙は遠い存在だと思っていたけど、国会議員の方と直接お話をすることで身近に感じることができました」(2年生男子)。
・「終了後の時間がない中、質問に答えていただけたのが嬉しかったです、来てよかった!と思いました」(2年生女子)。
・「野田聖子さん、お忙しい中、お時間を割いてお越しいただき、本当にありがとうございました」(2年生男子)。
所感
来年から始まる18歳からの選挙権。私たちの学校でも、選挙権について、政治参加について、いろいろと学ぶ場を設定していこうと考えています。できるだけ多様な視点で、さまざまな立場から学んでいけたらと考えます。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 岐阜キャンパス 全学年
男子5名、女子4名