実施内容

<概略>

名古屋市税理士会様のご協力により、千種区で活躍する税理士の和田義雄さんにお越しいただき、税金のこと、そしてマイナンバー制など、税に関する基本知識を教えていただきました。

<打合せ>和田義雄さんには、２年前、昨年と、毎年のように名古屋キャンパスに来ていただき、税に関する特別授業をおこなってもらっています。とても情熱的で、税に対して熱い想いをこめて特別授業をしていただいています。ぜひ今年も、名古屋キャンパスの校舎で特別授業をしていただきたいとお願いをしたところ、ご本人より快く承諾していただけました。

<事前学習>9月14日（月）に生徒たちを集めて事前学習を実施。「アナザーワールド」と言うアニメのビデオを視聴しました。このアニメは、税についてのことを、身近に考えてもらおうと作られた啓発ビデオで、生徒たちに税にたいしての基本を学んでもらいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

<当日の様子>

10月5日（月）特別授業として「税理士による熱血（租税）教室」を実施。和田義雄さんは、まずパワーポイントを使いながら、税に対する基本的な事柄を説明していただきました。一つひとつ丁寧に、そして熱いメッセージを持って、生徒たちに語りかけてくれます。生徒たちも、和田義雄さんの言葉を真剣に聴きながら、税にたいする理解を深めてくれました。そして新しく導入されたマイナンバー制について言及され、納税者一人ひとりが持つマイナンバーは、決して他の人に知らせることのないように、他に漏れると悪用される危険があることを説明されました。また当日は、中日新聞から、記者の方とカメラマンの方にお越しいただき、数日後に中日新聞で授業の様子を紹介していただきました。

<事後学習>和田義雄さんのお話が終わった後、質疑応答の時間を作りました。生徒たちも積極的にいろいろな質問を出してくれました。質問の後、生徒たちにはワークシートに自分が気付いたこと、学んだこと、そして意見や感想を書いてもらいました。

<ワークシートの意見・感想>

・「税金を払うのは嫌な気持ちもありますが、税金があるから世の中の秩序が成り立っていることが、非常によく分かりました」（2年生女子）。

・「マイナンバー制について、全然知識がありませんでした。しかしマイナンバーが、流失や紛失をすると大変なことになるのが、よく理解できました。自分のマイナンバーは、人に教えないようにします」（1年生男子）。