今年も祭りを3週間後に控えた9月の終わり頃から準備に取り掛かりました。チラシを作ったり、看板のレイアウトや色使いなどみんなで相談しながら楽しく作業を進めていきました。

　10月17日（土）、心配されていた雨もすっかりあがり、気持ちの良い秋晴れの中、ポップコーンと綿菓子のお店の設営等の準備を始めました。10時の祭り開始と同時に親子連れや学生が来て、初めは緊張で動きの硬かった生徒達。しかし、祭りの雰囲気とお客さんたちの笑顔に緊張もほぐれたのか、次第に大きな声で接客できるようになりました。また、まわりの出店者の方々から「調子はどうですか？」「頑張ろうね！」などと声をかけていただき、焼きそばをおすそ分けにいただき、お返しにポップコーンを差し上げたりと地域の方々ともコミュニケーションを取りながら楽しく活動することができました。生徒達は「たくさんの人と交流が持て嬉しかった。」「初めての経験で緊張したが、自分にもできると自信が持てた。」と生き生きとした表情で感想を聞かせてくれました。

　祭り終了後の振り返りでは、参加生徒それぞれが学んだこと、感じたことを伝え合いました。「お客さんの笑顔から元気をもらった。」「地域の人たちと立場や年齢を超えて交流を持つことができて勉強になった。」「楽しかった。来年も参加したい。」などの感想があがりました。

今回の地域ボランティアでは、地域貢献・他者貢献の気持ちだけではなく、地域の方々との触れ合いから気配りやあいさつなどを学ぶことができました。また、出店している方々の仕事に取り組む姿を間近で見ることができ、職場体験としても良い機会だったと思います。今後も地域の方々と触れ合いを持てるこのような機会を大切にしていきたいと思います。

私立　第一学院高等学校　甲府キャンパス　1～3年

男子5名、女子9名