以前からボランティア活動でお世話になっている「サテライト尚古園デイサービス」さん。夏休み中の活動ということで今回もボランティアの交流会をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。今回に限ったことではありませんが、施設者の方々や、職員の方々のきさくな笑顔や明るい様子に、生徒達が逆に元気をもらっています。今回も楽しい時間を過ごし、他者貢献の気持ちはもちろん、相手への思いやりや気配りを学ぶことができました。
2015/8/31
計画・進捗
長い夏休みに入り、休みの間に生徒達が集まり、活動する機会をと考えていたところ、生徒達から、以前からボランティア活動で交流のある「尚古園」さんのみなさんに会いたい、何かお手伝いをしたいとのリクエストがありました。そこで、8月の初めに電話にて依頼したところ快諾していただき、キャンパスのボランティアサークルのメンバーや、新入生で8月31日に訪問しました。
事前打合せ・事前学習
今回も「尚古園」さん訪問前に参加メンバーで集まり、デイサービスでの注意点や施設者の方々に対する基本的なマナーを確認しました。以前参加した生徒が中心になり、前回の反省点を前向きにとらえながら、今回に活かしていこうと楽しい雰囲気で打ち合わせを行いました。
当日の様子
当日は、到着後まずお互い自己紹介をしました。施設者の方々は第一学院のボランティアメンバーを覚えていてくださる方もいて、初めから和やかな雰囲気でのスタートとなりました。ボランティア当日は8月31日、語呂合わせで野菜(やさい)の日ということで秋の野菜を出し合うゲームをしたり、秋の歌を歌ったりと生徒達も笑顔の絶えない活動となりました。
生徒達からは「お年寄りのみなさんの笑顔や職員の方々の気配りに触れて、こちらが元気をもらった。」「お年寄りが楽しそうにしていると、こちらまでうれしくなります。」「介護の仕事に興味を持ちました。」など、参加した生徒達からは活動中、前向きな言葉があがっていました。
事後学習
当日の活動終了後、参加メンバー達で感想を発表し合いました。中でも、「相手が笑顔だとこちらも元気になる。楽しそうだと、こちらもうれしくなる。」といった感想が多く、他者貢献の気持ち、他喜力を学んだようです。
また、生徒達から、次回の訪問時の抱負などもあがり、自主的に活動する生徒達も増えてきました。
所感・振り返り
今回のボランティアで強く感じたことは、回を重ねるごとに生徒達が自ら積極的に行動し、次にすべきことを自分たちで考え行動できるようになってきたということです。これからも、このような機会を提供し、生徒の成長につなげていきたいと思います。
生徒の声
「初めての参加で緊張したが、先輩やボランティアサークルのメンバーと一緒に楽しく活動できた。何より、お年寄りや職員の方々の大きな笑い声やおしゃべりにとても元気をもらった。こちらが笑顔で楽しそうにしていれば、周りも明るくなるとわかった。自分も周りを元気にできる人間になろうと思った。」
協力先名
サテライト尚古園デイサービスセンター
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 甲府キャンパス 2,3学年
女子 4名