8月2日・3日に実施される「高崎まつり」のボランティア。高崎まつり実行委員会から正式に要請され参加。6月から話し合いの準備をはじめ、当日は「もてなし隊」という、祭りに来た方を案内する係でのボランティアを行いました。
2015年8月2・3日
計画・進捗
高崎市で最大の祭である「高崎まつり」のボランティアに参加することで地域貢献を行うことが最大の目的。ボランティアを通じて、グループで話し合い計画を立て実行することを経験するとともに、当日の「もてなし隊」で他者のために様々なことを行い「他者貢献」を実感し、それを自分の自信にして「自他肯定感」を育みます。
6月~7月・・・高崎まつり実行委員会の方々に来校していただき、ボランティアに参加する生徒と話し合いを行い計画を立てます。
8月2日・3日・・・高崎まつりの「もてなし隊」として、祭に来た方々の案内を行います。
事前打合せ・事前学習
6月17日、7月10日、7月27日の3回にわたり、高崎まつり実行委員会の方々に来校していただき、高崎まつりでのボランティアをどのように実行していくかの話し合いをしました。参加した生徒は約20名。祭に来た方々をどのように案内すれば、気持ちよく過ごしていただけるかを全員で話し合いました。
当日の様子
8月2日・3日、高崎まつり当日、高崎駅西口の案内所で「もてなし隊」の活動を行いました。生徒たちは「礼儀正しくしよう」「笑顔で接しよう」「大きな声で対応しよう」という自分たちで決めたルールを実践していました。最初は緊張気味でしたが、案内をしていくうちでだんだんと慣れてきて、笑顔で礼儀正しく案内ができるようになりました。
年配の方や子どもたちから感謝の言葉をもらうと、どんどん元気が出てきました。2日間とも午前10時から午後6時まで案内をし続け、全員充実したボランティアを行うことができました。
参加した生徒の言葉「最初は緊張したけれど、だんだん大きな声が出せるようになり、自信がつきました」「案内して感謝されるのがとてもうれしかったです。参加してみて本当に良かったと思います」「とても楽しかったので、来年も絶対参加します!」
事後学習
8月21日、参加したメンバーで事後学習を行いました。自分たちで決めたルールを当日どれくらい実行できたか、来年の参加に向けてどのような点を改善していくかを話し合いました。
所感・振り返り
高崎まつりに参加して3年目となり、生徒たちの参加意欲も増しています。高崎まつり実行委員会からも毎年ボランティアの依頼が来るようになり、地域とのつながりができてきました。参加した生徒たちは、自分以外の人々の役に立つことで、他者貢献を実感し、自己肯定感を高めています。来年も参加し、地域とのつながりを益々深めていきたいと思います。
生徒の声
人と話すのが苦手でしたが、このボランティアに参加することで、今までよりも人と話せるようになったと思います。感謝の言葉をもらえるのがとてもうれしかったです。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(高崎キャンパス)
私立 第一学院高等学校 高萩校(高崎キャンパス)20名