奈良県赤十字血液センターの方に来ていただき「献血」の重要性について講演をしていただきました。後日、献血バスによる献血ボランティアを実施したところ、講演を聞いた生徒たちが来てくれました!
2015/6/25
計画・進捗
「献血」という言葉は、聞いたことがあっても、なかなか実情を知る機会がありません。ボランティアを推進している中で、まずは献血に関する正しい知識を身に付けた上で、実際に献血に臨んでもらいたいという思いから、今回赤十字の方々に来ていただきました。学校や生徒たちの様子をしっかり理解していただくために、何度か赤十字の方には校舎へ足を運んでいただき、念入りに準備を進めていきました。
当日使用するスライドのパワーポイントのデータも事前に見せていただき、私たちの趣旨と合致しているか確認し、修正を加え、より良い講演内容にしていただくことができました。
事前打合せ・事前学習
生徒たちがより関心を持って講演に臨むことができるように、事前に、授業で講演について説明し、赤十字血液センターの方々へ聞いてみたい質問を生徒たちに考えてもらいました。
当日の様子
献血セミナーでは、奈良県赤十字血液センターの所長さんが直々に、スライドを使いながら、分かりやすく説明してくださり、生徒たちも日頃なかなか聞くことができない貴重なお話に耳を傾けていました。講演後は、生徒たちから回収した質問を赤十字の方々に尋ねるQ&Aタイム。「赤十字って、無料のイメージがあるのですが、どうやって運営しているのですか?」
「赤十字に就職したきっかけは何ですか?」など、様々な質問に熱心に答えてくださいました。赤十字の皆さま、ありがとうございました!
事後学習
7月に学校の近くに献血バスが来るということで、献血ボランティアにぜひ挑戦したいという生徒たちを集めて、参加してきました。初めての生徒は、「献血の針って痛いのかな?」「大丈夫かな?」と初めは不安げでしたが、終えてみると非常に清々しく明るい笑顔になっていました!
所感・振り返り
今回の献血セミナーでは、まず「献血の重要性をしっかり理解する」ということがテーマでした。そして、その後、「聞くだけでなく、実際に行動してみる」というテーマで献血ボランティアを実施しました。中には、献血したいんだけれども、献血当日に朝食を取っていなかったり、献血対象年齢に達していなかったり、様々な理由で献血ができなかった生徒もいましたが、「献血をやってみよう!」と熱い思いを持ってくれるようになったことは大変嬉しかったです。
今後も継続して献血ボランティアに参加していきたいと思います。改めて、赤十字の皆さま、ありがとうございました!そして、生徒のみんなもありがとう!
生徒の声
病気で苦しんでいる人の助けにちょっとでも貢献できて良かったです。
協力先名・URL
実施校・参加者
第一学院高等学校 奈良キャンパス 全学年
セミナー(男子11名、女子8名)、献血(男子6名、女子2名)