生徒が大好きなお菓子。この可愛らしくも幸せな食品がどのようにして誕生するのか。その裏側にはどんな苦労があるのか。肌で体感すべく、柏にある仏菓子店コフレダムールさんを訪問しました。
職場観察実施日:2014/9/14
計画・進捗
店長の佐々木さんは職場観察・職場体験を快く引き受けてくださいました。打ち合わせはスムーズに進み、当日を迎えました。
事前打合せ ・ 事前学習
事前学習では、目的とどのような点に着目してこの貴重な時間を過ごすのかを確認すると同時に、お店の概要をまとめたプリントを使ってコフレダムールに対する理解を深めました。
当日の様子
9月14日、まず自己紹介を済ませ、エプロンと三角巾の作業姿に着替えました。衛生面での注意を受け、手洗いの重要性を改めて感じました。そこからクッキー作り体験が始まりました。クッキー生地の塊から8gを正確に計量し、一つひとつ丁寧に丸めました。商品化するということで、いびつなものやサイズが違うものはやり直しました。
立ち作業かつ単純作業が長時間続くことに生徒は気づき、華やかな菓子が出来上がるまでにはこのような地味で厳しい時間を乗り越えなければいけないと感じていたようでした。しかしながら、生徒はめげることもなく、時間と共に上達する姿が印象的でした。焼く作業は体験できないということだったので、これで終了。挨拶をして帰りました。
事後学習
事後指導として、当日の感想とお世話になった方へのメッセージの作成を行いました。「華やかなイメージの裏側に多くの努力があると知った」、「出来たときの喜びがたまらない」等の声が聞かれました。生徒は働くってすごいことなんだと実感しているようでした。パテシィエを将来の希望進路として考えている生徒もいただけに具体的なイメージが持てたと思います
所感 ・ 振り返り
今回の職場観察では、実際に手を動かすことで見えてくるもがあったと思います。また、働く背中を見られたことにより、社会に出て働くこと、そのために現在取り組むべきことが新たな視点から確認できました。今後、自分の進路を考える上で参考になる、貴重な時間を過ごせたことと思います。
協力者 ・ 生徒の声
協力者の声
また是非いらしてください。学びの場に役立ててよかったです。
コフレダムール店長
佐々木 愛さん
生徒の声
本日はお忙しい中、私たちのために時間を割いてくださり、ありがとうございました。お菓子作りにかける情熱を感じました。今日感じたことをこれからも活かして、自分の将来を考えたいと思います。
協力先名・URL
coffret d'amour(コフレダムール)
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(柏キャンパス) 1年次生
女子2名、引率1名