計画・進捗
校舎の目の前にあるJR西日本新幹線小倉駅についてより詳しく知る。また、新幹線一本を安全に走らせるために、たくさんの人が関わっていることを学ぶ。働く人と触れ合うことで社会に興味を持つ。知ることで小倉への愛着を持つ。
事前打合せ ・ 事前学習
担当の方には、生徒の様子や状況を伝えながら打ち合わせを行った。
事前学習では、サイトを見ながら、会社理念や小倉駅の歴史について調べた。
当日の様子
新幹線を安全に定刻通り走らせることに関わる、様々な業務についての話を伺う。
その後、ホームに上がり、往来発着時の安全点検を目の前で見る。目で見て、声に出して、指差し確認を徹底する職員の姿から、安全が最重要であることと働く人の責任感を目の当たりにして生徒は驚いていた。
また、職員や車掌さんが休憩をとる仮眠室、シャワールーム、朝礼を行う会議室など、駅の裏側を見せていただく。普段は入れない場所まで行き見ることで大盛り上がりだった。
その他、チケットの発券を体験させてもらったり、お客様に発券しているところを見学したりした。
最後に、腕章を付け改札に立ち、挨拶を行った。普段大きな声を出すことがない生徒も、声を出して挨拶ができていた。
帰り際、職員の方がメッセージカードを一人ひとりに渡してくださった。温かいメッセージを受け取って、生徒たちはますます新幹線や小倉駅が好きになったようだ。
事後学習
校舎に帰って、ワークシートと感謝状を作成した。新幹線でお客様を安全に目的地まで運ぶために、多くの人が関わっていることを学んだようだ。
また、改札に立ったり裏側に入ったりしたため、今後小倉駅を通る際には今までと違った見方ができそうだ。何より、働く方々が生き生きしていらっしゃるのを見て、「働く」ということついて再度考えるきっかけになったようだ。
所感 ・ 振り返り
元気よく挨拶をするというところが、まだまだ足りなかったように思われる。お忙しい中お時間をとってくださった方々のためにも、自ら大きな声で挨拶ができるように普段から気をつけたい。
生徒の声
JR西日本について一歩理解を深めることができ、有意義な時間となった。JRの方の”考えて動く(考動)”という話を聞いて感動した。行動しなければ意味はない、つまり、やらないで後悔するよりもやって後悔した方がいいと感じた。
協力先名
西日本旅客鉄道株式会社
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(小倉キャンパス) 2・3年次生
男子7名、女子1名