今回しごと講話をしてくださった笹原友希さんは、2014年2月にロシアのソチで開催されたソチオリンピックで日本代表として参加しました。めったに関わることのできないオリンピック選手のお話を聞くことができ、生徒たちは高い関心を寄せ、自信や勇気をもらいました。
しごと講話2014/6/15
計画・進捗
笹原さんはオリンピック選手になるまでに様々な苦労をされてきました。その経験を生徒に伝え、「それぞれの置かれた環境で努力することで大きな目標を達成できること」を感じてもらうことを目的としました。
事前打合せ ・ 事前学習
事前学習では、笹原選手の紹介をし、スケルトンの競技について理解を深めました。また、「スケルトンは怖くないのか」や「なぜスケルトンを始めたのか」などの質問を考えました。
当日の様子
6月15日、講話当日。テレビでは公開されていないオリンピック選手から見たソチオリンピックの開会式の映像やスケルトンをやっている写真からお話が始まり、生徒たちは聞き入っていました。その後、オリンピック選手になるまでの歩みを年表にして話してくださいました。小学生の頃からずっと続けていた野球を高校時代にやめて陸上部に入ったことや、大学受験に失敗してしまったことなど、様々な挫折があって今があると話されました。最後に、「『運と縁と覚悟』の三つを大切にし、後は流れに乗ることだけ」と力強くお話していただきました。
それぞれ感想を書きました。そこでは、「オリンピックに出る人であっても山あり谷ありの人生で、ずっと成功しているわけではないこと、
また目標をその時々で変えながら、まずは今の中で精一杯取り組むことで道が開けることを実感できました」、「大学から始めた競技でオリンピックに参加していることを知って、今からもっと色々なことに挑戦できるんだと、勇気と自信を得ることができた」、「運・縁・覚悟を大事にし、“周囲の支えなしでは、今の自分はない”という気持ちを持ちながら、自信を持って高校生活を送りたいと思います」などの感想がありました。その後、これらをもとに、8時間使って資料を作成し、保護者会の前の時間を使って学習発表会を実施しました。
所感 ・ 振り返り
オリンピック選手であっても色々なことを経験していて共通点があることを知り、生徒たちは身近に感じ、一歩を踏み出す勇気をもらうことができたと思います。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(秋田キャンパス) 2・3年次生
33名