6月に行われた安田生命保険主催の異業種交流会に参加した際、西鉄旅行の方も参加されていて、後日職場観察を依頼したところ、了承いただきました。内容は、旅行業界に興味のある生徒5名以内の参加で、航空券の発券業務やチケット予約受付センターの見学、入社2年目スタッフの方の体験談、質疑応答等を予定しています。

事前打ち合わせは西鉄旅行福岡支店を訪問し、係長の日野秀喜様、支店長の下川達史様と行いました。職場観察の実施は7月2日に決定しました。事前学習では、参加する2名の生徒が企業研究および質問事項を複数項目書き出し、準備しました。

7月2日、生徒たちは少々緊張しつつ訪問しました。最初に会議室で担当の方から会社案内があり、今回のサッカーワールドカップ日本代表チームが搭乗する成田-ブラジル間の往復航空券の手配を任されていた（国際サッカー連盟＜FIFA＞から公式旅行代理店として選ばれた）等のグローバルなイベントに携わっているお話もあって、生徒たちは驚きとともに感動していました。その後、入社2年目スタッフの方の体験談を聴き、複数の質問を投げかけていました。更に、発券業務とチケット受付業務の見学をし、最後に担当者と記念撮影をして終了しました。

7月4日、事後学習を実施。ワークシートを記入し、その内容を基にお礼状を完成させました。特に気付いた点は、チケットやホテルの手配といった基本的な業務からチャータークルーズによる企業の周年事業や展示会等の会議、ワールドカップ等のグローバルなイベント等にも携わっていることを初めて知り、改めてコミュニケーションと英語の大切さを実感したとのことでした。

旅行会社に興味がある女子生徒2名が参加しましたが、初めて知る仕事内容もあり、改めてその奥深さを痛感することとなりました。例えば、旅行業務だけに限らず、イベントコンベンション（企業周年事業・学会・展示会・スポーツ大会など）を行っている点や、業界初のスポーツブランド（トライアンフ）を立ち上げている点が新たな発見であると同時に、社会への貢献度の高さを学びました。今後の進路決定において効果的な経験となったようです。

私立　第一学院高等学校 養父校（博多キャンパス）　2年次生

女子2名