計画・進捗
2014年4月初旬、1年間を通じた職業観育成の為、企画。特に、日常生活で多くの人が関わるであろう新聞に注目し、その編集、印刷過程、配布システム等を学ぶことを目的に実施した。
事前打合せ ・ 事前学習
6月6日、新聞製作における仕事内容と、工場での役割、職場環境等、全般的な内容について説明を行った。又、当日のインタビュー内容等の打合せや見学前の意見等の確認を行った。
当日の様子
6月16日、13時前に工場に到着。最初にVTRを視聴し、新聞製作の流れや工程、原料や機器等の仕組みを学んだ。その後、実際、機械が稼動している現場に移動し、担当者の方から直接説明を受けた。生徒からは、工場内の匂いや音、作業機器の自動化、作業スペース等、様々な工夫と、工場内に実際入って目の前にしないと分からないことが多々あったとの声が聞かれた。
事後学習
6月18日に事後学習を実施。今回の見学を通して、今までは新聞に興味が無かったものの、読んでみようかなという心理的変化もあったようだ。お礼の手紙を作成する過程で、改めてそこで勤務する方々の状況を考える機会となり、職業意識向上においても効果的であった。又、見学後、3コマを使用し、各自テーマを設定した上でその内容を模造紙にまとめて7月22日に発表会を行った。
所感 ・ 振り返り
今まで新聞を読まなかった生徒も、その作成過程を目の当たりにすることで、沢山の方々が携わっていることが認識できたようだ。それにより、日常生活におけるメディアとしての新聞の役割をより身近に感じられるようになったようである。
生徒の声
・機器の大きさに圧倒されました。工場見学を通して、今まで興味の無かった新聞が気になるようになりました。印刷工程の複雑さと仕組みが勉強になりました。
・実生活に深く関わる新聞の作成が、こういったシステムや人々の勤務により支えられていることがよく理解できた。
協力先名・URL
株式会社トッパンメディアプリンテック東京
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(立川キャンパス) 1年次生
男女計9名、引率2名