警察官の仕事や人に尽くす仕事に興味のある学生が集まり、地域の交番を訪問しました。普段何気なく目にしている交番ですが、その中で働く人や仕事内容など、知っているようで知らないことが多そうです。「警察官はどうしたらなれるの?」「交番にいないときは何をしているの?」など、生徒の素朴な質問に答えてくださいました。
職場観察実施日:2014/6/2
計画・進捗
職業選択を本格的に意識し進路を決める高校3年生が、興味のある職業についている方に仕事の内容や職業選択の理由など、具体的な話を伺い、職業選択をするためのきっかけを作る。
事前打合せ ・ 事前学習
訪問前に交番は「滅多に入れない」、「少し近寄りにくい」という意見が出ましたが、今回の職場観察でどう印象が変わるか楽しみです。
さらに、事前に質問したいことをリストアップして整理しました。海外に興味のある学生は、交番に外国人がやってきたらどう対応するのか聞きたいようです。3年生の粟倉くんは以前警察官に興味がありましたが、自信をなくして諦めかけたことがあるようです。でも諦めきれないので自分にもチャンスがあるかどうか、お話を聴いて確かめたいようです。
当日の様子
6月2日、警察官のOさんはとても気さくな方で、分かりやすくお仕事について説明してくださいました。一日の仕事の流れや採用試験のこと、警察学校での出来事、警察の中に様々な部門があることなど、実体験を交えながらお話してくださいました。
現在、Oさんは交番業務やパトロール活動などを担う「地域部門」に所属し、地域とのふれあいを大切に考えながらお仕事をしているそうです。目の前で無線を使って本署と連絡を取り合う様子を見て、生徒は目を輝かせていました。
Kさんは優しそうで頼もしい雰囲気の方で、実は20歳と歳が近いことが分かり、生徒は親近感がわいたようです。Kさんは高校卒業後1回目で試験に合格し、この交番に配属になったそうです。Kさんの同級生で同じように警察官を目指した仲間もいましたが、何回か試験に落ちて諦めてしまった方、別の進路に方向転換した方もいたそうです。そんな中でKさんは何回試験に落ちてもチャレンジすると決めていたそうで、生徒たちは尊敬の眼差しでお話に聴き入っていました。
Oさんも、「警察官になるためにはなりたいという気持ちが一番大切」とお話くださり、試験に通ることはもちろん、このお仕事を続けていくためには想いの強さがとても大切なのだと学びました。
事後学習
職場観察を終えて、生徒たちから、「このお仕事の大変さ、交番の必要性を実感した」、「警察官のイメージが変わった」、「地域の住民と密接な関係にある身近な存在だと気づいた」等の感想が聞かれました。近寄りがたいイメージのあった交番ですが、職場観察を通して私たちの生活に欠かすことのできないお仕事だと感じたようです。
また、警察官になりたい粟倉くんは自分でも目指せるかという不安がありましたが、気になることを色々質問して疑問が解決し、なりたいという気持ちが再び強くなったようです。「何よりも気持ちが大切」というOさんの言葉に背中を押されたようです。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
警察官採用試験に一人でも多くチャレンジしてほしいです。
<生徒の声>
粟倉 想太さん
協力先名
静岡県浜松中央警察署 地域課 新川交番
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(浜松キャンパス) 3年次生
男子1名、女子3名