生徒たちに、夢を持つことの大切さ、それを実現させるための努力、挑戦、命の大切さ、挨拶や個性の意味、人は支え合って生きているということ、日常の「当たり前」は当たり前ではないことなどを感じて欲しい。そのような想いから世界中を自転車で旅した坂本達(たつ)さんをお招きし、感動的なスライドと共に、涙あり笑いありのお話をしていただきました。
ボランティア実施日:2014/7/4
計画・進捗
東日本大震災から3年が経過しました。被災支援講で講演活動をしている坂本達さん。そして、宮城青年国際交流機構(宮城IYEO)のご協力をいただきながら、今回の講演会が実現しました。
事前打合せ ・ 事前学習
参加する際の持ち物は、「筆記用具」と「素直な心」。生徒は素直な心を持って参加することで、多くの学びや気づきを得て欲しいと考え、告知を行いました。
当日の様子
7月4日、自転車で世界1周を成し遂げ、「ギニアで井戸掘り」「ブータンで学校づくり」などを行ってきた坂本達さんによる講話が行われました。赤い砂漠についてやイモムシをそのまま食べたなど普段なかなか聞くことのできない話に、生徒・職員たちは驚きや感動の連続でした。
どうして坂本さんが自転車で世界1周することができたのか、その4年以上もの間なぜ会社は応援してくれたのか、世界を旅する旅費はどうしたのか・・・などなど疑問に思っていたことが、話を聞いてその生き方に触れることで、夢を持つことの大切さ、夢をあきらめずにもつこと、ただ待っているだけでは何もはじまらないということを感じられた時間になりました。
「私も世界を旅したい!」「この国に行ってみたい!」「興味が湧いた!」という感想が多かったことが、この講話がいかに感慨深く印象的なものだったかをあらわしていたと思います。わずかな時間でしたが、坂本さんの今までの体験を共有することができました。
事後学習
講演会に参加後、すぐにアンケートを実施。日々のあらゆることに感謝することの大切さやあたりまえに感じていることがあたりまえではないこと、夢を持ち続けることなど、多くの学びを得たようです。講演会に参加し、これからの日常に感謝しながら前向きに考えることができました。
所感 ・ 振り返り
今回の講演会は楽しさとともに改めて自分自身を見直すきっかけになりました。目の前にある現実をどうとらえ、どう行動するかで、周りの状況や自分自身も変わっていく 。そんなことを考えさせられる授業でした。坂本さん、ありがとうございました。
協力先名・URL
宮城青年国際交流機構(宮城IYEO)
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(仙台キャンパス) 1~3年次生
男子16名、女子13名