中日新聞社様のご厚意により、職場観察を行いました。記者の皆さんが集まる社会部デスク、そして本社印刷所、さらにドラゴンズルームの中に入れていただきました。
職場観察実施日:2014/6/19
計画・進捗
愛知県では中日新聞を読む人が多く、名古屋市全体の購読シェアは7割以上と言われています。私たち第一学院高等学校 名古屋キャンパスでも中日新聞を購読しています。昨年度行った中日新聞社での職場観察が生徒たちに好評だったので、今年も実施しようということになりました。新聞作りの様々な職種を観察させてもらうことで、仕事を考えるきっかけになればと考えました。
事前打合せ ・ 事前学習
<事前打ち合わせ>
4月20日に中日新聞社様へアプローチ。6月での職場観察をお願いすると、すぐに快諾していただきました。
<事前学習>
6月3日と6月4日に事前学習を実施。集合時間の厳守、服装について、挨拶の徹底を確認しました。
当日の様子
6月19日の午後より、中日新聞本社で職場観察。まず最初に案内係の方から説明を受けます。中日新聞の歴史や、地域に密着した紙面作りによって支持をいただいていることを話されました。その後、記者の方々が集まるデスクへ。社会部のデスクは雑然としていて、「ここから記事が発信されます」との説明を受けます。
そして、本社印刷所へ向かいました。印刷所では、地域によって紙面が違う場合があることを説明されます。中日新聞は中日ドラゴンズの親会社の為、中日ドラゴンズの部屋が存在し、各選手のサインボールや写真などが並べられていました。生徒たちは興味深く眺めていました。
事後学習
職場観察終了後すぐに、ワークシートに意見や感想を記入しました。また、6月25日には、夏に行うプレゼンテーションの準備として、模造紙に写真を貼り付けたり、説明文を書いたりしました。
<ワークシートの意見や感想>
・「新聞という一つの仕事の中にもいろいろな役割があって成り立っていることを知りました。新聞の仕事の中にはやりがいがありそうだと思えるものがたくさんありました。記事をたくさん書いて多くの人たちを読んでもらえるのは素敵だなと感じました」(女子)
・「僕の家は中日新聞をとっています。中日新聞が、これほど多くの人たちが集まって出来上がっていることを知りませんでした」(男子)
・「自分のやりたい仕事はこれだと決めずに、いろいろな方向から見てみることが必要だと感じました。とくに新聞の仕事は、記者やカメラマンなど、魅力的な仕事が多いと思いました」(女子)
所感 ・ 振り返り
社会部のデスクや本社印刷所の中など、日頃は見ることが出来ない新聞社の中枢に連れて行っていただき、非常に良い経験となりました。また、新聞にかかわる様々な仕事を見せていただいたので、仕事を考えるきっかけとなったようです。
協力先名・URL
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 1~3年次生
男子10名、女子4名