株式会社NTTドコモ 東海支社様のご厚意で、「通信の仕事とケータイの安全な使い方」についての講話をしていただくことになりました。当日は中日新聞や朝日新聞の取材が入ることになり、NTTドコモ東海支社の広報の方もいらっしゃいました。
しごと講話:2014/6/11
計画・進捗
5月21日に1年生を対象に講話を行いました。2年生や3年生もケータイの安全な使い方の基礎知識を持っておくべきだと考え、NTTドコモ株式会社 東海支社の方にアプローチしたところ、快諾していただきました。NTTドコモの方には、昨年11月30日に保護者対象に「ケータイ安全教室」も実施していただいています。
事前打合せ ・ 事前学習
6月3日に事前指導を実施。NTTドコモからいただいた「ケータイ安全教室 応用編」の小冊子を生徒に配布し、事前に読んでおくように指導しました。小冊子には、「リア友とのネットトラブル」や「見知らぬ人とのネットトラブル」などが記載されています。
さらにトラブル回避法についても書かれており、生徒たちの反響は大きいものでした。「私もネットトラブルに巻き込まれたことがある」、「トラブル回避方は、ぜひ知りたい」と言う生徒もいました。
当日の様子
6月10日(火)、「通信の仕事とケータイの安全な使い方」のしごと講話を実施しました。前半は小林安希穂先生、後半は野上智子先生が担当されました。小林安希穂先生は、何気なくツィッターに貼った写真でも大事になること、若者がふざけて掲載したもので莫大な賠償を請求された事件もあると話されました。
そして、ツィッターだけでなくフェイスブックやライン、ブログにおいても賢く利用していく必要があることを強調されました。野上智子先生も、ケータイゲームなどに依存してしまって高額な費用が発生している現状もあることを話されました。賢く利用すれば何でもないことでも、使い方を間違うと大変なことになると強調されました。
事後学習
講話終了後、ワークシートに意見や感想などを記入しました。中日新聞や朝日新聞の記者の方は、ネットトラブルやネットゲームで費用が発生していることについて、生徒たちにインタビューをしました。
<生徒たちの意見(一部)>
●「私もTwitterをしていて、写真などをアップしています。個人情報が特定される場所、人物は入れないように意識していますが、GPS機能がオンになっている場合、住所が特定される可能性もあると知って、ヒヤリとしました」(2年女子)
●「ケータイ依存症は以前から知っていました。スマホは便利だけれど、一つ間違えてしまったら大きな問題になってしまうことがわかった。自分もアプリを使うので、これからは注意して使いたい」(3年男子)
●「普段から当たり前のように使っているケータイが、一番身近で危険があることを改めて感じました。SNSやLINEは便利だけれど、人を簡単に傷つけたりできると思うと、どれだけ便利でも気安く使えないなと感じました」(3年女子)
●「不正なアプリは思っているより身近にあることを知りました。ケータイの制限は、大切なものだと思いました。ケータイのアプリ、LINEは、お互いの気持ちがすれ違ってしまうことがあるので、気をつけようと思います」(2年女子)
所感 ・ 振り返り
昨年も「通信の仕事とケータイの安全な使い方」のしごと講話を実施しましたが、何度やっても得られるところが多く、学ぶべき部分がたくさんありました。生徒たちにとっても非常に有意義な時間となりました。一人ひとりが自分の身近な問題として授業を受けてくれました。
協力先名・URL
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 2・3年次生
男子11名、女子12名