サッカークラブチームの大宮アルディージャは、ホームタウンの美化を目的として定期的に街の清掃ボランティア活動を行っています。5月30日は「ごみゼロの日」と称され、多くの企業や団体が参加して大規模な清掃活動を実施しました。私たち第一学院高等学校 埼玉キャンパスの生徒もこのボランティアに参加させていただきました。
ボランティア実施日:2013/5/30
計画・進捗
大宮区役所に清掃ボランティア活動について伺うと、毎月末に大宮アルディージャと合同で大宮駅周辺の清掃活動を行っており、様々な企業や学校が参加しているので、第一学院高校も参加してみませんか、との話になりました。4月25日、15名程で参加させていただきました。5月30日は「ごみゼロの日」と称し大規模な「大宮クリーン大作戦」を実施するとのことで、大勢での参加に向けて告知を開始しました。
事前打合せ ・ 事前学習
5月30日の参加に向けて、まず持ち物の確認等を行いました。各自で持参する物は、軍手、スーパー等でもらう白いビニール袋。服装は動きやすいものが望ましく、会社員の方々はスーツで参加したりもするので制服でも可能だそうです。日焼けをしたくない人は帽子やマスクがあると良いこと、もし家にあればトング(火バサミ)を持参すると吸殻や小さいゴミを拾い易いことを共有しました。また、紙を三つ折りにしゴムを通して、手作りの腕章を作成しました。
当日の様子
5月30日(金)午後3時、大宮クリーン大作戦の集合場所は、多くの企業や団体の方々で賑わっていました。生徒たちはその人数に圧倒されながらも、軍手やトングを用意し準備万端で列に待機していました。開会式のあと、グループごとにエリアを分担して大宮クリーン大作戦がスタート。
私たち埼玉キャンパスは大宮区屈指の繁華街を担当することになり、たくさんのゴミが捨てられているのではないかと張り切っている様子。清掃活動が始まると、タバコの吸殻や空き缶、ときには乾電池など様々なゴミが捨てられていることに気付きます。参加した生徒たちはどんな細かいゴミも見逃すことなく、自分たちの住む大宮の街を「ごみゼロ」にするため真剣に取り組んでいました。一通りゴミを拾い終えると、もとの集合場所へ戻って集めたゴミを回収しました。他のエリアの皆さんもたくさんのゴミを集めたようです。
閉会式を終えると、大宮アルディージャのマスコットであるアルディー君と記念撮影をし、午後5時をもって大宮クリーン大作戦は幕を閉じました。
事後学習
ボランティア終了後、今回の清掃活動について振り返ってもらいました。「ゴミがたくさん捨てられているのを見ると悲しい気持ちになるが、みんなで協力するとあっという間にきれいになってうれしい」、「普段はあまり気にしたことがなかったけれど、よく見るといろいろなゴミが捨てられていることに気付いた」、「誰かのために貢献すると、自分も元気になれる」との声が聞かれました。
そして、今後ゴミを減らしていくためにはどのような心がけが必要か、自分たちに何ができるかを話し合い、日常生活からゴミに対する意識を高めるようにすると決めた生徒が多数いたようです。
所感 ・ 振り返り
自分たちが何気なく通っている通学路も、注意深く見てみるとたくさんのゴミが落ちていることに気付いたようです。今回の清掃ボランティアを通じて、たくさんの人たちで協力し合えば街を見違えるように綺麗にすることができると実感しました。今後も、この大宮クリーン大作戦に埼玉キャンパスは協力していきたいと思います。
訪問先の声・生徒の声
大宮アルディージャ アンバサダー
塚本 泰史さん
生徒:林 卓哉さん
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(埼玉キャンパス)
男子11名、女子6名、引率3名