計画・進捗
実際に離乳食をあげたり、絵本を読んだりして赤ちゃんと触れ合いながら育児が大変だということを改めて認識してもらうとともに、自分自身も同じように愛情を持って育ててもらったことに気づき、親への感謝の気持ちを大切にしてもらうことが狙いです。
事前打合せ ・ 事前学習
事前学習では、当日は赤ちゃんが来るので、爪を切っておくこと、手洗い・うがい・消毒を徹底することなど、気をつけなければならないことを伝えました。
当日の様子
3月18日、特別授業を実施。赤ちゃんと接したことがある生徒は少なく、戸惑いも見られました。グループに分かれ、赤ちゃんのお母さんがあらかじめ用意した育児体験メニューを行います。ぎこちないながらも赤ちゃんのために頑張っていました。泣かれてしまうこともありましたが、グループ内で協力して泣き止む方法を考え、抱っこしたり、お水をあげたりと、試行錯誤しながら行動していました。
育児の大変さを実感した以上に、赤ちゃんを見ているといつのまにか自分たちも笑顔になっていることに気づき、赤ちゃんの存在の大きさを感じることができました。
事後学習
実施後にそれぞれ感想を言ってもらい、慣れないながらにも赤ちゃんと触れ合おうとしていたことが分かりました。今後の生活に役立てていこうという話をしました。
所感 ・ 振り返り
今回は初めての試みということで手探りの中での実施でした。生徒たちは育児体験を通して、どうやったら赤ちゃんが喜んでくれるのかを考えながら行動していて、他の人を喜ばせる力を存分に発揮してくれたと思います。これが全ての行動に繋がってくると、何事も前向きに捉えることができ、自分の可能性をもっと広げることができるのではないかと感じました。今回は1回限りの体験だったので、継続して実施ができるとより効果が期待できると思います。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
NPO法人ママの働き方応援隊
豊橋学級 代表
村松 葉子さん
<生徒の声>
生徒名:原 翔真さん
<生徒の声>
生徒名:横田 大貴さん
協力先名・URL
NPO法人ママの働き方応援隊
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(豊橋キャンパス)