名古屋大学奇術研究会の皆さんにお越しいただいて、交流会を実施しました。地域でのマジックを通じてのボランティア活動や、大学生活などについてお聞きしました。
ボランティア実施日:2013/9/15
計画・進捗
地域の老人ホームや商店街、各コミュニティから大人気の名古屋大学奇術研究会。ボランティアで地域からの呼びかけに応じて幅広く活動されています。地域に根ざしている名古屋大学奇術研究会に、「私たちの校舎の生徒たちにも何か協力させてほしい。何かできることはないですか?」とお聞きすると、「まずは私たちのマジックを見ていただき、高校生の皆さんにも喜んでもらいたい」と言っていただきました。彼らのマジックを見せてもらい、地域に根付いた活動を応援していこうと考えました。
事前打合せ ・ 事前学習
7月下旬、名古屋大学奇術研究会のメンバーお二人が校舎に来校。打ち合わせを実施しました。「ぜひ地域の方々から支持されるマジックを見せてもらい、各コミュニティで実演する時に大切にしていることなどを話してほしい。また、大学生活に憧れている生徒も多くいるので、その内容を含めて交流をしてほしい」とお願いしました。お二人はずっと笑顔で、「そういうことなら是非協力させてもらいましょう」と言ってくださいました。
当日の様子
9月15日、生徒たちで歓迎の準備をしました。黒板に大きく「ようこそ」と書いて、レクリエーションの室内装飾をしました。
名古屋大学奇術研究会の皆さんが登場すると、大きな拍手が沸き起こります。生徒たち皆がワクワクドキドキして出迎えました。
奇術研究会の皆さんも、一人ずつ得意のマジックを披露してくれて、そのたびに生徒たちは大きな歓声をあげました。目の前で行われる様々なマジックに感動する時間となりました。さらに、グループに分かれて、メンバーの方との交流の時間を作りました。奇術研究会の皆さんは、卓上でトランプマジックを行ったり、大学生活や各コミュニティでの交流活動について話してくれたりしました。
事後学習
終了後、生徒たちはワークシートに感想などを書きました。「テレビ以外で初めて身近でマジックを見た。とても良かった」、「こんなすごいことができるマジックの技術を持っているのなら、技術そのものが“おもてなし”だ」、「人に感動を与えられるので、どこへ行っても喜ばれるのだと思う」、などの声が聞かれました。
所感 ・ 振り返り
地域の人たちから愛される理由は、やっぱり感動を与えられるからだと思います。感動を与えられる人たちは、どこへ行っても喜ばれる。そんなことを生徒たちは学んでくれたようです。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
生徒の皆さんに喜んでもらえて、とても嬉しいです。また各地でマジックのイベントをしていますので、ぜひ見に来てください。イベントのある時は、ポスターやチラシを送らせていただきます。
<生徒の声>
・自分でもマジックを覚えたくなった。大学に入ったら奇術研究会に入りたいと思った。
・名古屋大学の皆さんのマジックにすごく驚いた。こんなすごいマジックができるのなら、名古屋どころか全国どこでも通用すると思った。
協力先名・URL
名古屋大学奇術研究会
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス)
男子17名、女子21名