東日本大震災以降、救急や医療に興味・関心を持つ生徒が増えました。日本赤十字社に職場見学または出張講義を依頼した結果、見学は困難ということで出張講義(しごと講話)をしていただきました。
しごと講話:2013/11/25
計画・進捗
医療や看護等、人の命に関わる仕事を考えている生徒を集め、日本赤十字社にお願いし、救命救急の現状や意義についてお話ししていただきました。また、人工呼吸やAEDの体験実習もさせていただきました。
事前打合せ ・ 事前学習
10月25日に電話で依頼。またホームルーム内で、事前に日本赤十字社の歴史や仕事内容について学習しました。
当日の様子
11月25日に日本赤十字社の方にご来校いただき、まず最初に活動内容について説明を受けました。その後、やりがいや困難なことについてもお話しをされ、緊張気味だった生徒の表情も緩んでいきました。そして、練習用のマネキンを使って人工呼吸や胸部マッサージ、AEDについて説明を受け、全員で体験をさせていただきました。テレビなどで活動内容は知っていても、いざ自分で行うと難しく、何度も指導をしていただきました。約2時間の間、生徒たちは普段以上に積極的に学び、興味を持っていました。
事後学習
翌日に体験したことをワークシートにまとめました。どの生徒もより強く進路について意欲が湧き、次回も体験したいと言っていました。
所感 ・ 振り返り
漠然と医療や看護の世界に進みたいという気持ちから、命を預かる重要性を実感できた体験になりました。
生徒の声
今まで体験したことが無かったので、胸骨圧迫がとても大変でした。自分の行動の一つひとつが社会とつながっているとお話しされたことが印象に残りました。私もその言葉を念頭において生活したいと思います。(3年生女子)
協力先名・URL
日本赤十字社
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(富山キャンパス)
男子8名、女子3名