岩手県社会福祉協議会 地域福祉企画部 ボランティア・市民活動センターが主催する盲導犬育成の普及促進活動に参加しました。盲導犬や視覚障害の理解を深めるために生徒は積極的に参加し、視覚障害者の積極的な社会参加の一助として、盲導犬育成普及のために役立つことの大切さを学ぶ良い機会となりました。
ボランティア実施日:2013/6/22
計画・進捗
5月8日に岩手県社会福祉協議会 地域福祉企画部 ボランティア・市民活動センターさんから実施の募集案内をいただきました。募金活動を通して視覚障害者の社会参加の一助を意識する機会になると思い、活動することにしました。
事前打合せ ・ 事前学習
6月21日(金) 13:00~13:30 希望者生徒を集め事前学習プリントを使い、盲導犬ふれあい募金活動の目的、ボランティア活動をすることの意義、当日の日程や服装の確認等を行いました。生徒は事前学習プリントを活用し、真剣な表情で目的や意義を意識して事前学習に臨んでいました。
当日の様子
6月22日、12:30までに生徒たちは各自でイオンモール南盛岡に集合しました。事前打合せでも確認したように清潔感のある服装で集合しました。最初は緊張した様子で募金活動をしていましたが、自分から声をかけなければ募金をしていただけないということがすぐに分かり、買い物に訪れるお客様に「ふれあい募金です!」「募金よろしくお願いします!」と大声を出せるようになりました。
また、自ら積極的に買い物に訪れたお客様に歩みより、盲導犬ふれあい募金活動の広告を配布し、説明することもできるようになりました。あっという間に活動時間は過ぎ、終了時にはみんな晴れ晴れとした表情をしていました。最後は募金活動をさせて頂いた関係者の方々に感謝の挨拶をして、帰宅しました。
事後学習
6月24日~28日の期間で、事後学習は個々に行いました。募金活動後、10日後に日本盲導犬協会さんから生徒1人1人に「募金活動の御礼状」が届きました。その御礼状を生徒に渡し、活動内容の振り返りを行いしました。振り返りではどのようなことを意識して活動したのか、今後の生活でどういうことを意識して行動しなければならないのかということを確認し称賛しました。
御礼状を頂き成長を実感した生徒たちは、募金活動に参加したことへの満足感、達成感を感じていたようでした。今後も募金活動の機会があれば、参加したいと話す生徒が多くいました。
所感 ・ 振り返り
当キャンパスでは、盲導犬ふれあい募金活動にこれまで複数回参加してきました。毎回、参加した生徒たちは様々な気づきや学びを頂いています。今回も活動を通した生徒たちの意識や行動の変化が多く見られました。この活動から生徒たちのボランティア意識が育ち、今後他の活動にも自主的に参加していってほしいと思っています。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
「イオンモール盛岡南店」における募金活動にご協力ありがとうございました。第一学院の生徒さんは積極的に声をかけて募金へのご協力をお願いしてくださいました。そのお陰で沢山の温かい支援を寄せて頂くことが出来ました。また今後も活動の際にはよろしくお願いいたします。
<生徒の声>
最初は緊張をしていたが、勇気を出して声をかけることで一層募金活動に力が入り、自分にも力になれることがあるんだなと気づきました。
協力先名・URL
岩手県社会福祉協議会 ボランティア・市民活動センター
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(盛岡キャンパス) 3年次生
男子4名、女子5名