生徒のアルバイト先にお寺さんの院主さんがいることが分かり、伝統・文化・歴史ある奈良でのお仕事調査に最適だと考え、実施しました。そもそもどんな仕事なんだろうと疑問に思い、近くても訪れたことのなかった大安寺を訪問し、院主の黒木さんにお話を聞きました。
しごと講話:2013/11/25
計画・進捗
お寺の院主さんから学ぶことで、伝統と文化を尊重し、それらを育んできた郷土を愛する態度を養うことを目的としています。10月・11月のホームルームの中で訪問先を考え、取材質問を考えました。また、取材先への電話の掛け方の練習を行いました。
事前打合せ ・ 事前学習
ホームルームでは、それぞれ奈良の伝統産業や地域への取材場所を考えました。自宅に近いながら訪問したことのない大安寺へインタビューしようと思いました。11月25日、院主さんへお話をうかがいに行きました。
当日の様子
今回初めて院主さんに、仕事についてのお話を伺いました。疑問に感じていたことを質問し、丁寧にお答えいただきました。実際の仕事が自分の中にあったイメージとかけ離れていたことが分かりました。
事後学習
院主さんは、「『病は気から』という言葉があるように、つらいことが重なると体調を崩す人は少なくありません。反対に喜びを見つけ、気分をあげていると体調もよくなります。そんな気の手助けをするのが、院主の仕事です。『なおりますように』。これを仏に伝え、帰る時には頑張れた気がする。その「気」が出てきて、お寺を後にしてくれるのが何よりの喜び。」とおっしゃっていました。
所感 ・ 振り返り
院主さんは、「『病は気から』という言葉があるように、つらいことが重なると体調を崩す人は少なくありません。反対に喜びを見つけ、気分をあげていると体調もよくなります。そんな気の手助けをするのが、院主の仕事です。『なおりますように』。これを仏に伝え、帰る時には頑張れた気がする。その「気」が出てきて、お寺を後にしてくれるのが何よりの喜び。」とおっしゃっていました。
院主さんにインタビューするという貴重な経験ができ、良いお話をたくさん聞くことができて勉強になりました。院主さんの仕事のすばらしさを伝えたいと思いました。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(奈良キャンパス) 2年次生
女子1名