毎年数回実施している「老人ホームの皆さんと歌を歌おう!」ボランティアを、今回はメジャー歌手のキナコさんとコラボして行いました。童謡から演歌までの選曲で、おじいちゃんおばあちゃん達も、手作りのマラカスを振りながら楽しんでいました。生徒達も自分たちが楽しませようと企画したのに、逆にもらうものが多かったと毎回感想を残しています。空間が一体になり、とても素敵な時間を過ごすことができました。
ボランティア実施日:2013/10/19
計画・進捗
4月から年間企画の中に毎年入れている静岡校恒例のボランティア。このボランティアを始めたきっかけは、ある生徒が習い始めたギターでした。「キャンパス長もやろう」と誘われ、40歳にしてのチャレンジが始まりました。そんな様子に興味を持った仲間が歌を併せて歌いに来たり、ピアノでセッションしたりと、なんとなくサークル的な流れができ、これを誰かのために一緒に楽しむことができないものか…と。
このようなことから思いついたボランティアでした。初めて訪れたホームでは「ナイス!」と、言葉をかけてくれたおばあちゃんがいたり、ライブがおわった後もずっと歌を歌い続けるおばあちゃんが居たりと、とても生徒達の心が温かくなりました。今年は10月と2月に企画し、準備を進めました。司会進行の準備や選曲から練習まで、一緒に楽しむ時が来るまで生徒中心で進めていきました。
事前打合せ ・ 事前学習
毎週月曜日・金曜日と、打ち合わせを二ヶ月前から実施。曲選び・セッションの練習・振り付けなどを行い、本番に向かいました。
当日の様子
ホームの職員の方も、司会の準備などをお手伝いいただき、一緒に楽しむ雰囲気を作ってくださいました。当日演奏が始まると手拍子をしたり、入居者の方の間に入りながらノリノリで参加することとなりました。
生徒達も40名ほどを前に、練習の成果を出すのはもちろん、当日だからこそ見られるキラキラした笑顔で演奏をしていました。また、おじいちゃんやおばあちゃんは、紙コップで生徒たちが作ったマラカスを持って、リズムに合わせていました。
この日は今度の春に入学してくる中3生たちも参加し、ホームが一体となって一曲一曲を、全員で楽しみました。
キナコちゃんのMCも軽やかな口調で笑いあり、「おばあちゃんのうた」で感動の涙を流したり、本当に素敵な時間を過ごしました。
参加生徒の感想として「いつも学校では体験できないようなことを中3生・キナコちゃんと一緒にできて新鮮でした。次は子どもたち相手のライブもやってみたいです!」とのことです。
事後学習
上映会にて次の企画を考案しました。
所感 ・ 振り返り
誰かのために行ったことが、実は自分たちの心を豊にしてくれる体験になっています。会を重ねていくごとに生徒達のアイディアも膨らみ、自分の存在意義さえも素晴らしく思える体験となっています。
協力者 ・ 生徒の声
<生徒の声>
2月はもっともっとバージョンアップ!喜んでいただけることと、自分たちの成長は完全に比例している。
協力先名
老人福祉施設 ウェル静岡
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(静岡キャンパス) 1~3年次生
ホームの方々40名、生徒18名、中学3年4組、社員4名