Jリーグ加入を目指すブラウブリッツ秋田は、秋田県民が愛するJFLチームです。社長の岩瀬浩介さんは昨年、秋田キャンパスで社長に就任するまでのサッカー人生を熱く語ってくださいました。そして、卒業式にもご参列くださいました。今年2回目の試合運営ボランティア。ホーム最終戦を勝利で飾ることができたブラウブリッツは、11月19日、ついにJ3参入が決まり、全国ニュースにもなりました。これからも応援しています。
ボランティア実施日:2013/11/17
計画・進捗
3月の開幕ゲームにご招待いただいた際に、岩瀬浩介社長から今後もお互いに支え合っていきましょうというお話がありました。その後何度かゲーム観戦をすることがあり、ゲーム運営にボランティアとして参加できることがわかりました。高校生にできることがあれば駆けつけたいと問い合わせをしたところ、是非参加してくださいという嬉しい返事があり、日程の調整やボランティアの内容を相談。7月21日の八橋運動公園陸上競技場に次いで2回目の運営ボランティア参加になりました。
事前打合せ ・ 事前学習
11月15日、気温が低く不安定な天候で心配していましたが、12名がボランティア参加に手を挙げてくれました。事前学習では、当日は屋外での活動がほとんどのため寒さで体調を崩さないよう注意することや、お客さんにとってブラウブリッツの一員として映る自分たちを想像しながらボランティアに参加する責任を共有しました。
当日の様子
11月17日、全員集合の後、スタジアムでのボラミィー(打ち合わせ)がありました。他のボランティアの方々を含めて老若男女総勢50名程!ホーム最終戦ということもあり、ボランティア参加者もかなりの人数になりました。運営の梶原さんからスタッフの紹介があり、いよいよゲームに向けてテイクオフです。
今回、秋田キャンパスの生徒は駐車場整理がメインの活動になりました。駐車場はお客様の車をどう誘導するのか、停められる車両数の状況をいち早く生徒同士で共有し、お客様に正確に伝えていく必要があります。試合が始まる直前までがピークでしたが、試合を観に来たお客さんを待たせることなく誘導するために生徒たちは一生懸命走り回っていました。胸にはブラウブリッツのビブス。ゲームが始まると活動は一段落し、ボランティアメンバーはビブスを外して交代で試合を観ることができます。ゲームは2-1で快勝!エースである松田選手のホーム引退試合でもあったこの日は、セレモニーも含めブラウブリッツファンにとっては貴重なイベントでした。
ゲーム後は撤収作業です。疲れた様子も見られましたが、生徒の顔には充実感が溢れていました。そして最後には、ブラウブリッツ秋田からボランティアスタッフにきりたんぽ鍋の炊き出しが用意されていました。寒い中で食べる温かい炊き出しは、本当に心身温まるおもてなしでした。
事後学習
当日の様子を振り返って一番多かった感想は、ボランティアを通じて知らない人に話しかける経験ができて良かった、ブラウブリッツ秋田に関わることができて嬉しかった、などでした。特に、参加した生徒たちはその後、チームの勝敗や動向を追うようになり、話題に出ることが多くなったようです。地域のプロスポーツチームを身近に感じるようになり、またそこに関わることができて、確実に貢献実感が得られたと思います。
所感 ・ 振り返り
予定していたメンバーが誰一人欠けることなく参加し、寒い中8時間もボランティア活動ができたことは自信につながること間違いないでしょう。そして、J1を目指すブラウブリッツ秋田の一員としてゲーム運営できたことに誇りを感じています。次はサポーターとしてブラウブリッツ秋田を応援する生徒がいるかもしれません。
岩瀬社長への感謝に始まり、ボランティアという他者貢献の中でまた成長機会をいただいた生徒たちは、地域とのつながりを感じ、大きな貢献実感を得ることができたと思います。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(秋田キャンパス) 2・3年次生
男子10名、女子1名