燦ホールディングス株式会社の廣江輝夫さんにお越しいただき、しごと講話を行いました。廣江さんは、燦ホールディングス株式会社の子会社である葬儀社、株式会社公益社で商品開発やエンディングサポート事業を手掛けてこられた葬儀のプロです。葬儀にまつわる様々なお話を伺いました。
しごと講話:2013/9/11
計画・進捗
生徒たちの中にはお葬式の経験の少ない子も多く、現代社会は昔に比べて「死」を身近に感じる機会が少なくなっているように思います。そのような中で、「死」の捉え方や葬儀のあり方、常識などを学んでもらう機会を作りたく、講演活動も活発に行われている廣江さんに依頼したところ、ご賛同いただき、今回の講話が実現しました。
事前打合せ ・ 事前学習
どのような視点で学んでもらいたいのか、どうすれば生徒たちが理解できるのかを考えながら、打ち合わせを進めていきました。
事前学習では、葬祭ディレクターの仕事のDVDを視聴し、葬祭業についてを学びました。
当日の様子
9月11日当日。「死」というものの捉え方、エンディングにまつわる事柄、葬儀や様々な用品の多様化などについて、クイズを交えながらわかりやすくご講話いただきました。お話のいたるところに、廣江さんが故人や遺族の想いを汲み取ることを大切にしているのが感じられました。
また、遺族の心のケアや悲しみの緩和の重要性についてもお話しいただけました。葬儀に出た経験が少ない生徒もおり、少し内容が難しい部分もあったようですが、とても真剣な様子で聞いていて、クイズでは自分なりに考えて答えを出していました。自分の経験を重ねながら聞いている生徒もいたようです。形式等の多様性に驚き、また、「想い」の大切さが心に響いたようです。
事後学習
葬祭ディレクターや葬儀の仕事に従事することについて感想を記入しました。また、自分のこれまでの「葬儀」の捉え方を振り返り、今後どのように考えていきたいかを書き記し、話し合いました。
所感 ・ 振り返り
まだまだ遠い未来だと思っていることについて考えさせられたり、気づかされたりする、とても貴重な機会となりました。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
今回の内容は、もしかしたら少し難しかったかもしれませんが、みなさんの今後に活かしていってもらえたら嬉しいです。
<生徒の声>
お葬式のお仕事をされている方が、どんなに遺族や故人の「想い」を大切にされているかがわかりました。また、お葬式の形の種類の多さに驚きました。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(神戸キャンパス) 1~3年次生
男子10名、女子9名