大阪でノア・ノア ティールームを主催されていて、カラーセラピストでもある吉田和音さんにお越しいただき、ご自身の経験や最近新しく始められたこと、そして人の心のあり方についてお話いただきました。
計画・進捗
吉田さんには、昨年もしごと講話でお越しいただき、ご自身の過去やカフェのお仕事についてお話を伺いました。
今回、新しく始めたことやそのほかご自分の身に起こったことなどを生徒にお話するご提案いただき、講話が実現しました。
事前打合せ ・ 事前学習
今の生徒の様子などをお伝えしながら、今回お話していただく内容を打ち合わせしました。
事前学習では、昨年お話いただいたことの振り返りなどを行いました。
当日の様子
10月23日当日。最初に、吉田さん自身の親子関係や家族関係についてお話していただきました。
それから、最近始められたというアロマテラピーのお話になりました。吉田さんがとても辛かった時にアロマと出会い、心が救われたお話や、香りの種類や作用についてお聞きしました。
たくさんの種類の香りの中から、“快”と感じる香り、“不快”と感じる香りを選別することで、今の自分の心が必要としているもの、不要なものがわかるとのことです。実際に生徒たちも嗅がせていただきましたが、「あ、これイイ匂い!」「ほとんど無理」など、様々な反応をしていました。
後半は、『小我(しょうが)・大我(たいが)』のお話、吉田さん自身が創作された詩の朗読、と続きました。小我とは自分の欲望のために生きる自己、大我とは他者の喜びのために生きる自己だそうです。朗読していただいた詩はどれも優しく、吉田さん自身がつらいご経験を乗り越えた時に得られた心のあり方、「自分を縛りつけず、自然体に生きることの大切さ」を詠われているようでした。
事後学習
お話を聞きながら、自分の思ったこと、感じたことなどを書き留めていきました。
そして、講話終了後、書きとめた内容を見返し、今回のお話を振り返って、「自分」を見つめ直すことを行いました。
所感 ・ 振り返り
詩の朗読の後、『やさしさに包まれたなら』を聴きました。一連のお話と詩・曲とがあいまって、「自分の心に素直に、そして他者の喜びと共に生きること」について、生徒たちは自分自身の経験を思い起こしながら、今一度考え直してみることができたようでした。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
生徒さんたちに、私の経験や想いをお話しすることができてよかったです。
生徒さんたちの様子を見て、私も幸せになれそうです。
<生徒の声>
自分の心の状態を知ることの大切さや、白黒はっきりつけるばかりではなく、もっと自然体でいることの大事さを実感することができました。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(神戸キャンパス) 1~3年次生
男子7名、女子7名