女子生徒は、パスタやピザなどを食べることも作ることも大好きで、将来はシェフやパティシェを夢や目標にしていることがよくあります。「オリーブエイト」は、四日市キャンパスから徒歩10分のところにあり、卒業生の先輩たちがアルバイトでお世話になっているイタリアンレストランです。
昼食を兼ねた職場観察の受け入れをお願いしました。将来イタリアンレストランやカフェを経営したいと考えている生徒は、夢の実現のためにどのようなことが必要かを知りました。飲食店を経営するためには常に努力する向上心と、お客様だけでなく従業員やアルバイトへの感謝の気持ちを持つことが大切だと学びました。
職場観察実施日:2013/10/23
計画・進捗
職員が時々利用しているイタリアンレストラン「オリーブエイト」に職場観察のお願いをしました。事前学習では、お店のメニュー内容や口コミ情報を調べました。訪問数日前には、電話で改めて職場観察の趣旨と参加人数をお伝えしました。
事前打合せ ・ 事前学習
始業式内で、興味のある職種と職業のアンケートを行いました。生徒たちは、職場観察をご了承くださった3社から興味のある会社を選びました。事前学習ではお店の情報を集め、各自質問したいことを考えて訪問に備えました。
当日の様子
10月23日12時40分、訪問。ボリュームたっぷりのおいしいパスタやドリアをいただいた後、オーナーからお話を伺いました。仕事内容だけでなく、事業を始める上での心構えやご自身の経験談などもお話してくださって、生徒たちは様々な質問をすることができました。
オーナーから、「いつも向上心と感謝の気持ちを持っていたことで、夢が一つずつ実現できている。誰に対しても感謝の気持ちを持っていることが必要」と教えていただきました。また、苦労ややりがいなども伺いました。飲食店の経営は性別に関係なく叶えられる夢だと聞き、生徒たちはこれからの自分の目標を見つけたようです。見学後にはしっかり感謝の言葉を伝えました。
事後学習
翌日の10月24日、事後学習を行い、向上心と他者貢献の大切さを改めて確認しました。また、オーナーへの感謝のメッセージを書き、お届けしたところ、大変喜んでいただきました。
所感 ・ 振り返り
飲食店の経営は華やかさだけでなく、地道な努力や向上心、お客様のみならずスタッフなどの支えてくれる周りの人への感謝の気持ちを持つことが大切だとわかったようです。それは全ての仕事に通じ、豊富な経験や努力の積み重ねに裏付けされていることも確認できたようです。
協力者 ・ 生徒の声
色々なことを聞いてもらって、私自身も嬉しかったです。来てくれた生徒さんは感じの良い子ばかりで感心しました。
<生徒の声>
たくさんためになるお話を聞かせていただいて、良かったです。できればここでアルバイトしたいと思いました。ありがとうございました。
協力先名
オリーブエイト
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(四日市キャンパス) 2年次生
女子5名