動物園を職場と捉えたとき、どのような仕事があるのかを学ぼうといコンセプトで、職場見学をお願いした。
職場観察実施日:2013/10/25
計画・進捗
動物園で動物と触れ合うだけではなく、仕事場として捉えたとき、運営・飼育などいろいろな仕事がある。物事を多角的に学習することを目的として、企画課の方に職場見学をお願いした。
当日の様子
10月25日(金)、動物園の管理課、飼育課のお仕事についてレクチャーをしていただきました。「動物園は、種の保存、教育、環境教育、調査・研究、レクリエーションなどについて学べる場です。その動物園を維持するためには、年間10億円ほどかかります」など、動物園の概要と経営についてお話がありました。また、象の担当の方から、飼育のお仕事について伺います。「朝7時ごろから仕事が始まります。まず象の体調チェックです。
体重が重いので足の怪我には細心の注意を払っています。一本の足が痛くなると他の足にも負担がかかり、最終的には歩けなくなって座り込んでしまいます。すると内臓に負担がかかり、命に関わってしまうのです」「今、調教をしていますが、健康診断をかねているので大切です。例えば鼻の先端を棒に触れさせていますが、口の中をチェックするためです」などお話いただきました。
生徒からは「普段入れないバックヤードから象を見られたので良かったです」「動物が好きなこと、宿舎の簡単な修理などが必要なので手先が器用なことが必要だと分かりました」「トナカイの鼻は赤いと思っていましたが、実際は黒っぽい。本物を見ないといけないと思いました」などの声がありました。
事後学習
これから学んだことを文化祭の発表用にまとめていきます。
所感 ・ 振り返り
動物園の経営から飼育のお話まで、幅広く学ぶことができました。来園者を増やすための企画も募集しているので、これから随時考えていきたいと思います。
協力先名・URL
千葉市動物公園
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(千葉キャンパス) 1~3年次生
男子4名、女子6名