三菱電機株式会社パワーデバイス製作所にて、日本の最先端技術に関わる仕事について学んできました。70年以上続き、約500名の方が働く福岡工場を見学することにより、ものづくり日本の偉大さと重要性を間近で感じることができました。
職場観察実施日:2013/7/3
事前打合せ ・ 事前学習
7月1日の事前学習では、会社パンフレットを参考に、半導体工場について考えました。これからの日本を支えていく生徒たちに、現在の日本の基幹産業について主体的に学んできてほしいと考えています。
当日の様子
7月3日、始めに仕事概要についてご説明いただきました。その後、半導体製造工場とモーター工場を見学しました。昭和19年の設立以降、電気ホイスト(重量物をモーターを使って持ち上げる装置)やポンプの生産を行い、36年前から最先端技術を駆使してICの生産を行っているそうです。
塵一つも混入させてはいけない完全装備はハイテク工場であることを感じました。工場内の撮影ができない分、生徒たちはその目にしっかりと焼き付けていきます。再び会議室に戻り、担当の方に質問をさせていただきました。身近な製品の多くに半導体が使われていることに驚きました。
事後学習
7月5日の事後学習では、各自感じたことや学んできたことを書き出していきます。職員はファシリテーターに徹し、生徒の気づきを促すようにしました。今後はどんな製品に半導体が取り入れられれば良いかという話にまで広がりました。その他の業界発展における寄与の大きさについてもまとめました。
所感 ・ 振り返り
半導体(工業・産業)が他へ与える影響の大きさを感じたようです。一つの業界・産業・会社だけでなく、大きな視点での職場観察にすることができました。また、「ものづくり」へのこだわりを継承していくことを大切にして欲しいと思います。
協力者 ・ 生徒の声
<生徒の声>
こんなに近くに大企業の工場があるとは知りませんでした。半導体は様々な製品に使われていることを知ったので、家にあるものも調べてみたいです。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(博多キャンパス) 1・3年次生
女子3名