Jリーグ加入を目指す「ブラウブリッツ秋田」は、秋田県民が愛するJFLチームです。社長の岩瀬浩介さんは昨年、秋田キャンパスで社長に就任するまでのサッカー人生を熱く語ってくださいました。そして、秋田キャンパスの卒業式にもご参列くださいました。
また、秋田での開幕ゲームに全卒業生を招待していただきました。その試合では前日までの大雪をものともしない素敵なゴールシーンが見られ、ホーム初勝利をあげました。次第に職員や生徒たちは、ブラウブリッツのために何かしたいと考えるようになりました。次は私たちの番です。
ボランティア実施日:2013/7/21
計画・進捗
3月の開幕ゲームにご招待いただいた際に、岩瀬浩介社長から「今後もお互い支え合っていきましょう」というお話がありました。その後、何度か観戦をし、ボランティアによってゲームが運営されていることが知りました。
「高校生でできる内容があれば駆けつけたい」と問い合わせをしたところ、「是非参加してください」という嬉しい返事があり、日程の調整やできるボランティアの内容を「ブラウブリッツ秋田」と相談。7月21日に八橋運動公園陸上競技場で行われるHOYO大分戦でボランティアをすることになりました。
事前打合せ ・ 事前学習
7月21日は夏休みに入ってすぐの日曜日です。その日は秋田市内の大きなお祭りもあり、参加希望者がどのくらいになるのか心配をしましたが、11名が手を挙げてくれました。さすがブラウブリッツ。事前学習では、当日は屋外での活動がほとんどなので暑い中体調を崩さないことに注意することや、ブラウブリッツの一員としてビブスをつけてボランティアする責任をみんなで確認しました。
当日の様子
7月21日、全員集合の後、スタジアムでのボラミィー(打ち合わせ)がありました。他のボランティアの方々を含めて総勢25名。運営の梶原さんからスタッフの紹介があり、いよいよゲームに向けてテイクオフです。エコステーションと駐車場案内、そして来場者アンケートと、スタジアムの各所に分かれて、気温30度の下、動き始めました。
駐車場案内は、お客様の車をどう誘導するのか、会話力と目配せがとても大変です。エコステーションでは、ごみの分別の仕方をお客様に伝えながらアクションです。そして、アンケートは一人ひとりのお客様にアプローチします。胸にはブラウブリッツのビブス。今日のゲームはour gameです。ゲームが始まると活動は一段落しましたが、とたんに空からは大粒の雨が。ゲームは後半に一人退場者を出しながらも追いつき、1対1のドローという結果でしたが、ブラウブリッツのスピリッツにとても感動しました。ゲーム後の撤収作業時には少し涼しくなりましたが、力がいる作業です。しかしながら、今日の疲れは満足感溢れるいい疲れです。そして最後は、報道用のインタビューボードの前で岩瀬社長を真ん中に記念写真を撮りました。「また来てください。ありがとう。感謝しています」という言葉を贈っていただき、次もボランティアとしてブラウブリッツを支えようと心に誓いました。
事後学習
7月21日の翌日、ボランティアに参加した生徒は一人も欠けることなくボラミィーに参加。それぞれ感想を話しました。一番多かったのは「ボランティアを通じて知らない人に話しかける経験ができて良かった」、「ブラウブリッツを支えることができたという満足感がある」などでした。この経験はきっと今後の生活に活きてくると確信しました。
所感 ・ 振り返り
予定していたメンバーが全員参加し、炎天下、7時間もボランティア活動ができたことは、生徒たちの自信に繋がることでしょう。そして、Jリーグを目指す「ブラウブリッツ秋田」の一員としてゲーム運営ができたことを誇りを思います。次はサポーターとして、あるいはボランティアとして、自分たちができることをして「ブラウブリッツ秋田」を支えていきたいというのが参加者の感想でした。今後も定期的につながりを持っていくことを岩瀬社長と共有しました。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(秋田キャンパス) 3年次生
男子7名、女子4名