NHK名古屋放送局様のご厚意により、職場観察をさせていただきました。全国放送の「good job!会社の星」スタジオに案内していただき、案内係の方や裏方で大道具を担当する方より仕事についてお話をお聞きしました。
職場観察:2013/9/20
計画・進捗
名古屋キャンパスでは「本物に触れさせたい」を合い言葉に、職場観察に取り組んでいます。今回は、公共放送のNHKスタジオに足を運び、そこで働く人たちに触れてほしい、番組には登場しないけれど、裏方で働くたくさんの人たちのチームワークで番組が作られていることを知ってほしいと考えました。
事前打合せ・事前学習
8月2日、NHK名古屋放送局様を訪問して、職場観察を依頼。9月よりホームルームで、NHKについて、公共放送と民間放送との違いなどの事前学習を行いました。訪問当日の9月20日にはワークシートを配布し、NHKの仕事について確認。各自、知っていることや観ている番組などを書き入れ、半分以上の生徒が「good job!会社の星」を観たことがあると記入していました。
当日の様子
9月20日13時30分、NHKを訪問。20分ほど紹介ビデオを視聴した後、案内係の方より、NHKの特色や報道の使命、公共放送であることを自覚した番組づくりをしていると教えていただく。また、スタジオに入るにあたっての諸注意なども受ける。
「good job!会社の星」スタジオでは、色々なパネル写真を使って説明していただく。観ている方々に喜んでいただける番組、元気を出してもらえる番組、だからと言って硬い内容にならず、気楽に喜んで観てもらえる番組づくりを心がけているとのこと。そして、番組作りでは、出演者だけでなく、ディレクターや進行係、カメラマン、照明係、大道具、小道具など、たくさんの人たちが協力して、良い番組を作ろうという気持ちが非常に大切だと話される。生徒たちから「TVのイメージでは、もっと大きいスタジオだと予想していた」、「もっと豪華でキラキラしたスタジオだと思っていたけれどちょっと違う」という声があがり、案内係の方より、「本番中はライトが強いので、普段の時とは違うように見えます。また、豪華に見える工夫をしています」と丁寧に説明していただく。隣のスタジオでは大道具や小道具が運び込まれており、生徒たちが元気に挨拶すると、道具の仕掛けやセットの工夫について教えていただいた。
事後学習
お土産としてNHKの会社紹介パンフレットや、各番組紹介のチラシやリーフレットをいただきました。これらを参考にして、ワークシートに気づきや感想などを記入しました。
所感・振返り
生徒たちは、スタジオの天井にあったカメラの多さや、たくさんの大道具が運ばれていることに驚き、興味が尽きない様子でした。そして、画面に映っていない多くの裏方の人たちによって支えられていること、それはTVに限らず他の仕事においても、表には見えないところで頑張っている人たちの存在があってこそだということを気づいてくれました。
協力先名・URL
NHK名古屋放送局
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 1~3年次生
男子7名、女子10名