電機メーカーでの職場観察で、より電化製品が日常生活において欠かせないものになっていることを学びました。また、入社2年目のSE(システムエンジニア)の方の体験談を聴いて、仕事の大変さや楽しさ、やりがいを感じることができたようです。
職場観察:2013/9/25
計画・進捗
卒業生の保護者が勤務されているNECソフトウエア九州の総務部に連絡をとり、職場観察の受け入れをお願いしました。社内でご検討くださり、受け入れていただくことになりました。
事前打合せ・事前学習
9月2日、電話にて打ち合わせをしました。当日は、若手社員の方の体験談、オフィス見学、最後に質疑応答をさせていただくことに決まりました。
当日の様子
9月25日、NECソフトウエア九州に着くと、総務部人事課の方が笑顔で出迎えてくださいました。5名とも最初は緊張していましたが、少しずつ和らいでいきました。会議室にてNECグループの会社説明、入社2年目のSE(システムエンジニア)の方の体験談を聴講しました。
体験談では、仕事をする上での3つのポイント(1.何事も全力で 2.約束を守ろう 3.人との繋がりを大切に)をお話いただきました。また、社内の厳しいセキュリテイシステムや、長期間に渡る部署を越えた横断的なプロジェクトの大変さなど、グローバル企業の姿を目の当たりにし、圧倒されると共に感心しきりでした。
事後学習
9月27日、事後学習を行いました。事前学習のワークシートや当日の資料等を見ながら振り返り、学んできたことをまとめました。特に、NECの企業理念「私たちはソリューションの提供を通して、豊かな社会の実現に貢献します。」、企業文化である「事上練磨 ~生活や仕事など毎日の実践を通して自分を磨きなさい~」という内容に生徒たちは共感し、自宅にあるNEC製品についても話し合っていました。更に、パソコンや携帯電話(既に撤退)だけでなく、「ニモカ」(プリペイドICカード)の製造など、目立たないが日常生活には欠かせないものが業務の70%を占めているという点にも感動している様子でした。
所感・振り返り
NECソフトウエア九州は、アジアの玄関口である福岡でインターネット社会の実現に貢献するという目的のもと、海外からの研修生の受け入れにも積極的に取り組んでいて、真の意味でのグローバル企業です。日常生活でほぼ全員がNEC製品のお世話になっているという意外な発見もありました。また、百地浜の目の前という立地で社内からの眺めは素晴らしく、デスクワーク中心の社員にとってオアシスの役目も果たしているというお話がありました。更に、社員の方々は大学の理系学部出身だけでなく、文系学部出身者も多いということも知りました。
協力者・生徒の声
<生徒の声>
訪問する前は、自宅で父親も使用しているパソコンで有名な大企業というイメージでしたが、実際お話を聞いてパソコン以外の業務が占める割合が圧倒的に大きいと知り、驚きました。また、大学の文系学部卒業者も多数入社されているということも嬉しい驚きでした。今後は、NECの製品を注目していくと同時に、電機メーカー全体にも視野を広げていきたいと思いました。
協力先名・URL
NECソフトウェア九州
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(博多キャンパス) 1~3年次生
男子4名、女子1名