ケーキ店は、美味しいケーキに関われることや美しい店舗のイメージで、小さな頃からその仕事に憧れを持つ生徒が多いようです。「ぶどうの木」は、四日市キャンパスから徒歩5分のところにあります。将来飲食業や接客業に携わりたいと考えている生徒は、どのような資格やスキルが必要なのか知りたいと思っています。
パティシエになるには専門学校に行くことも大事であるが、一番はやる気が必要なこと、探究心があれば夢を実現できること、接客には笑顔やお客様に喜んでいただけるように考える真心が必要だと知ることができました。
職場観察実施日:2013/8/2
計画・進捗
職員が時々利用しているケーキ店なので、ジョブシャドウイングにも快諾していただきました。事前学習では、どんな資格が必要かはある程度考えたり、調べたりすることはできましたが、実際に伺わないとわからないことは、その場で質問することにしました。
数日前には、電話で参加人数と見学の趣旨を改めて説明し、お願いしました。
事前打合せ ・ 事前学習
興味のある職種と職業を聞き取るため、終業式内でアンケートを行い、職場見学をご了承くださった3社から興味のある会社を選びました。
生徒たちは、製菓系の専門学校のパンフレットを見たり、店舗情報や口コミ情報をインターネットで調べたりして、その店舗への興味関心を深めました。各自一つ以上は質問したいことを考えて訪問しました。
当日の様子
8月2日15時店舗到着。店頭の接客担当の方から、ケーキ職人になるために必要なスキルや努力すべきこと、苦労ややりがいなどをお話していただきました。
店舗を美しく見せるために、常にショーケースを拭いたりすることや、清潔な身なりを維持し、笑顔で接客することが必要だと伺いました。
事後学習
8月2日校舎に戻ってすぐに事後指導と感謝のメッセージを書きました。事後指導内では、ケーキ店の仕事は「清掃など大変な仕事がある」「専門学校に行かなくても努力すれば夢がかなえられる」「お客様への心遣いは、きちんとお客様に伝わる」という感想があり、普段では学べない大切なことを学んだようです。
所感 ・ 振り返り
パティシエの職業は、華やかさだけでなく、地道な努力や準備が必要なことがわかったようです。それは全ての仕事に通じ、豊富な知識に裏付けされていることも確認できたようです。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(四日市キャンパス) 3年次生
女子4名