第一学院高校 名古屋キャンパスの保護者会で、講師としてお越しくださった元刑事の飛松五男さん(現TVコメンテーター)。一人の生徒が、飛松五男さんに会いたくて、保護者会のある土曜日に登校してきました。警察の世界や刑事の仕事に興味があると言います。飛松五男さんは「保護者会が始まるまで、まだ時間は十分ある。せっかく来てくれたのだから、彼と警察や刑事の仕事について話そう」と、マンツーマンでのしごと講話をしてくれることになりました。
しごと講話:2013/5/18
当日の様子
5月18日。一人の生徒を相手に、飛松五男さんは刑事の仕事について熱心に話してくれました。「TVドラマでやっている刑事の話は、その大部分がファンタジー。本当の刑事の仕事は、もっと地味。コツコツと基本業務を積み上げていく仕事です」と言います。
生徒は真剣に聞き入っている様子。「TVドラマでは、凶悪な犯人たちと刑事たちがドンパチと銃撃戦が繰り広げられる場面が多く見られますが、実際は滅多にありません。多くの刑事が犯人とピストルを撃ち合うこともなく、実弾射撃の練習だけを行って、定年まで仕事を続けていきます。しかし自分は、他の刑事より危険な場面に遭遇してきました。凶器を突きつけられるなど、非常に大変な思いをしてきました」と熱く語り出しました。ふだん聞けない話に、生徒も興味津々で知的好奇心を大いに刺激されたようです。
事後学習
今回の模様を校舎で発行している学校新聞に掲載しました。生徒には感想や意見をワークシートに書き込んでもらいました。
所感 ・ 振り返り
あるTV番組で「Mr.ぶっちゃけ」と呼ばれている飛松五男さん。別のTV番組では、その情熱的な姿勢から「パッション飛松」とも呼ばれています。今回、警察や刑事の世界に興味を持つ一人の生徒とじっくりお話してくださいました。生徒も非常に感動した様子で、とても喜んでいました。意欲喚起につながったようです。機会があれば、また飛松五男さんと生徒たちとの交流の場を持ちたいと思います。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
すごい好青年で非常に良い印象をもった。未来を背負う若者たちに、少しでも協力できたらと思っています。
協力先名・URL
飛松実践犯罪捜査研究所(よろづ相談)
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 2年次生
男子1名