在福岡米国領事館の方より「領事総務部・政治経済部・広報部」の各仕事内容を教わりました。国際化の現代、グローバルな視点での仕事について理解を深めました。また、国に仕えることの重要さとやりがい等についても多くを感じ取ってきました。後日、学んできたことを書き出し、プレゼンテーションを行い、仕事の疑似体験で成長を感じることが出来ました。
職場観察実施日:2013/6/19
計画・進捗
海外留学や、英語を使った仕事に興味を持っている生徒が複数いたため、英語科教員が領事館へ依頼に。急なお願いにも関わらず、担当の方は快く承諾してくださいました。経験を積ませるため、領事と生徒間の会話は英語で行うことを必須としました。
事前打合せ ・ 事前学習
大使館と領事館の違いから学習。インターネットで領事館の仕事内容を調べ、質問事項を生徒4名で共有。その後、英語で質問できるように辞書で調べながら事前準備を行いました。
当日の様子
6月19日、広報の方に領事館内を案内して頂きました。普段入れない場所なので、緊張しながら回りました。その後、領事総務部、政治経済部、広報部の各部署の方に業務内容の説明をして頂き、その後英語で質問をしました。英語が相手にうまく伝わり、聞き取れた時の感動を参加者全員感じていたようです。
事後学習
6月20日~7月9日まで、参加者4名がプレゼンテーションの準備を行いました。質問して学んできた内容、仕事内容を説明して頂いたことを書き出しました。「どうしたら興味を持ってもらえるか」「うまく伝えるにはどうしたらよいか」という視点で悩み、知恵を出し合っていました。
7月10日、生徒の前で見学発表(プレゼンテーション)を行いました。当日は領事館の職員の方にもお越しいただきました。
所感 ・ 振り返り
単に仕事観察を行うだけではなく、興味のある英語での質問(会話)準備を行うことで、より積極的な参加となった。また、事後にプレゼンテーションを行うことで、学んだ内容をより深く考えられたようである。
協力者 ・ 生徒の声
<生徒の声>
・領事館の職場観察を通じて、より海外での仕事に興味を持つようになりました。英語科の大学進学に向け、ますます勉強をがんばろうと思います。
・九州の政治や経済についてアメリカに報告することも領事の仕事とは知らなかった。興味が出てきたので、他国の館にも行ってみたい。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(博多キャンパス) 3年次生
男子1名、女子3名