広島修道院内にある乳児院の院長先生に講話と職場案内をしていただきました。家庭の事情により乳児院で育つ子どもたちの話を聞いて見ることで、感じ学ぶものがありました。
職場観察実施日:2013/5/17
計画・進捗
子どもに関わる職場といえば保育園や幼稚園しか知らない生徒に、乳児院への訪問を通して幅広く仕事を知ってもらい、自分の将来の仕事を考える機会を作りました。
事前打合せ ・ 事前学習
職場観察の目的をまとめた用紙と事後学習で使用するシートを持って行き、事前打ち合わせを行いました。事前学習では、生徒へ乳児院での仕事の内容を伝え、子どもの気持ち、親の気持ち、職員の気持ちをそれぞれ考えました。そこで出てきた質問をまとめ、当日質問することにしました。
当日の様子
5月17日、乳児院を訪問。まず、院長先生より仕事の内容についてお話いただきました。施設を利用する方々や卒業していく方々の気持ち、働く人々の気持ちなど深いところまでお話をしてくださり、生徒たちも表情豊かに聞き入って、積極的に質問もしていました。その後の施設見学では、子どもたちと関わることができました。最後は院長先生にお礼を申し上げて、職場観察は終了しました。
事後学習
5月27日、お礼の手紙をお渡しするために連絡をさせていただきました。その際に、臨床心理士の方に少し時間をいただいて生徒に話をしていただけるようお願いし、ご了承をいただきました。5月30日、生徒と共にお礼の手紙を持参し、臨床心理士の方に質問に答えていただきました。広島修道院の方からも「夢を叶えるために自分のペースで頑張ってください」と激励のお言葉をいただき、生徒たちの「臨床心理士になりたい」という進学意思を高める良い機会となりました。
所感 ・ 振り返り
修道院で働く方々は笑顔が素敵で、心から楽しんで仕事をしていることが伝わってきました。生徒の感想にも「みんな楽しそうに仕事をしていた」などと書かれており、将来を見つめるのにとてもよい職場観察となりました。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(広島キャンパス) 3年次生
男子3名、女子3名