地域ボランティア活動「有機生活マーケットいちば」<エコのテーマと東日本大震災復興事業>に自主的な意志で参加し、その場での人との関わりや出会いに対応することから、ひとは一人ではないことを学ぶ。また、その場での臨機応変対応、自主性、積極性、やコミュニケーション能力をどこまで発揮できたかを事後学習で振り返り、自己成長に繋げる。
ボランティア実施日:2013/4/21
計画・進捗
自主的な取り組みを第一としての地域ボランティア「有機生活マーケットいちば」での活動を通して、誰かのために役立つことや感謝の気持ちを育みます。また継続して参加することにより、単発では得ることが出来ない、地域とのつながりを深めることにより、支えられている個人、自分を意識する。更に継続参加から、より積極的に行動を起こし、新たな仕事の発見を行い、人としての幅を養い、コミュニケーションレベルを上げる。
事前打合せ ・ 事前学習
4月17日(水)事前学習は2部構成で行います。前半は説明会を行います。説明会はボランティア活動の参加有無に関わらず、誰でも自由に参加できます。その説明会を受けて実際に参加できるかを自分で決めます。説明会に参加することから始め、様々なボランティア活動種類の情報を入手します。自分が参加したいと思うものに出合ったり、何度も出席して様子が分かり、参加する自信がついたなら、実際に参加していきます。説明会の内容はあくまでも情報提供にとどめ、ボランティアに参加するイベントの主旨や、活動の目的を勉強します。また、ボランティアにおけるルールやマナーなどの参加条件をみんなで決めて確認します。
後半はボランティア参加を決めたメンバーを中心に、組織を作り、リーダーを決めたり、集合時間や場所、連絡手段等を話し合って決めます。その中で起こる様々な問題も参加者で話し合って解決していきます。
当日の様子
4月21日(水)生徒達は予想以上に積極的に動きました。スタッフの方がおおらかに生徒を受け入れてくださり、気にかけてくれます。使用済みのキャンドルのロウをリサイクルしてエコキャンドルを作ったりや、染色や食べ物におけるエコをテーマにした様々な取り組みの作業を、スタッフや地域の方との共同作業を通した係わり、その中で実務的な作業だけでなく、一歩踏み込んだコミュニケーションをとることも、少しずつではありますが、生徒たちにとっては楽しみのひとつになっていっている様子が見られました。
事後学習
当日の様子を振返り、取組んだことを文章にしていき、それぞれに対してグループで感想・意見を述べることをしました。そうすることで、自分の客観視ができ、改めて自分と向き合い、プラスのイメージを強化していきます。また、お世話になった方々に、活動している生徒の写真とともに、感想文を同封して、お礼状を送りました。生徒達の自筆文を送付することでの感動発信、生声を届けることで、名前と顔を覚えてもらうことができ、地域の方とのつながりを強めていくことをしました。
次回は更に一歩上の段階でボランティア活動に参加できること、リーダーとして振舞えることなどを目標にして取組んで行きたいと考えています。
所感 ・ 振り返り
リーダーになった生徒の行動が前向きになり、実施前と後では顕著に違いができました。参加した生徒は皆生きいきとしており、参加後の学内での行動も積極的になっています。また、助け合いの精神が自然に育っているのを感じます。ボランティア活動に参加したことで、周りの方々に感謝されることを通して、自らも他への感謝することの大切さを学んだようです。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校(岡山キャンパス)
男子4名、女子6名