善光寺花回廊は、春たけなわの季節、長野市の表参道を中心とした市街地に花のある風景(風物詩)をつくることにより、人々の回遊と賑わいを導き、まちの文化を創造するイベントです。通常であれば捨てられてしまうチューリップの花びらを使い、絵を描く「花キャンバス」のボランティアに参加し、花で絵を作ることによって地域の方や観光の方を楽しませることができました。
ボランティア実施日:2013/5/3
計画・進捗
長野市の伝統イベントにボランティアで参加し、長野市の文化を創造する一翼を担う気持ちを醸成することを目的とします。また、地域の方と触れ合い、仲間との共同作業により、一つの作品を創り出した達成感も感じることができます。日時は、5月3日と5日の二日間です。
事前打合せ ・ 事前学習
4月27日の午前10時より、門前ぷらざ会議室にて、事前説明会を実施しました。スライドで善光寺花回廊の趣旨・目的をはじめ、昨年の善光寺花回廊の様子や花キャンバスの様子を見て、本番のボランティアのイメージができたのではないかと思います。また、他の参加者とも自己紹介をし合い、本番に向けての意欲を見せていました。
当日の様子
5月3日午前7時、小学校の体育館に集合し、新潟から届けられた捨てられてしまう15万本のチューリップの花びらを外す作業に入りました。最初は要領が分からず、生徒たちも苦戦していたようですが、毎年参加している他の参加者の方からやり方を教わり、少しずつコツをつかんだようです。作業は思ったよりも大変で、生徒たちも一心に取り組んでいました。その後メイン会場に移り、いよいよ花キャンバスの作成に入りました。生徒たちは協力し合いながら作業をしていきます。花びらを丁寧に並べる人、花びらが飛ばないように糊を振りかける人、足りない材料を補充する人など、それぞれの役割を一人ひとり責任を持って実行していきました。そして、花びらを並び始めて3時間後、とうとう一つの花キャンバスが完成しました。テーマは「LOVE&PEACE」。みんなが幸せになるように願いを込めた素晴らしい作品となりました。
花びらを丁寧に並べる人、花びらが飛ばないように糊を振りかける人、足りない材料を補充する人など、それぞれの役割を一人ひとり責任を持って実行していきました。そして、花びらを並び始めて3時間後、とうとう一つの花キャンバスが完成しました。テーマは「LOVE&PEACE」。みんなが幸せになるように願いを込めた素晴らしい作品となりました。
事後学習
5月5日午後2時に集合し、事後学習及びファッションショーの見学、後片付けを行いました。今回のボランティアを振り返り、普段捨てられてしまうチューリップの花びらに新しい命を吹き込むことができたこと、一人ではなく大勢の仲間と一つのことをやり遂げた達成感、また、多くの人に支えられながらボランティアを実施できたことを、それぞれ生徒たちが感想で述べてくれました。その後の後片付けでも、ゴミをしっかり分別し、環境に配慮をするよう声を掛け合いながら実施しました。
所感 ・ 振り返り
今回は初参加ということで、段取り良く進めることができませんでしたが、来年は更に創意工夫をし、良い作品を創りだすことによって、長野市の良き文化を継承していければと思います。また、今後も地域貢献(長野県)のために、様々なボランティアに積極的に取り組んでいきたいと思います。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(長野キャンパス)
男子7名、女子12名